大谷翔平、7試合32打席連続ノーアーチ 三塁打も全力疾走せず3三振に心配の声も チームも今季最長の4連敗
【MLB】レッズ3-1ドジャース(5月25日・日本時間26日/シンシナティ) ドジャースの大谷翔平が「2番・DH」で先発出場、4打数1安打3三振に終わった。これで7試合32打席連続ノーアーチ。第3打席で三塁打を放った際には全力疾走せずファンから心配の声も上がっていた。チームは再三の追撃チャンスを逃し連敗。 【映像】大谷翔平に異変?全力疾走しない三塁打 前日までの今季成績は203打数69安打35打点13本塁打、打率.340、OPSは1.035。5月前半は好調も、直近7試合では28打数6安打5打点1本塁打、打率.214と下降線だった。 この日の第1打席は無死走者一塁の場面で見逃し三振。大谷は初球から豪快なスイングで打つ気満々、その迫力に現地スタジアムではどよめきが。カウント0-2から自信を持って見送った際どい真ん中低めのスプリットがストライクと判定され、ダグアウトに戻る際はしかめっ面。 第2打席は3回2死走者無し。ここでも初球から積極的にスイングするも、グリーンの低めに投じられたスプリットに空振り三振。追い込まれてから100マイルの剛速球をうまくカットするなど粘りもあったが、最後は緩急を付けたグリーンの巧みな投球に抑え込まれた。 第3打席は6回表、1死走者無しの場面、カウント1-1からレッズ先発・グリーンが投じた87マイル(約140キロ)のスプリットを引っ張ると、打球はライト線の深いところへ飛ぶ痛烈な当たり。グラウンドを転々とする打球にライトのフレーリーが猛チャージ。二塁を回る大谷へ、内野中継に入ったショートのデラクルーズが全力で三塁へ投げたが、判定はセーフでスリーベースヒットとなった。大谷は11打席ぶりのヒット。サードのエスピナルがタッチした際、グラブが頭に当たり驚き顔も見せたが、すぐに笑顔で何事もないことをアピール。ただ、全力疾走しなかったことにファンからも心配の声が相次いだ。 8回の第4打席は中継ぎ投手モールのスライダーに空振り三振、この日3つ目の三振となり、力にない様子に再び不安の声が集まった。なおチームはレッズの先発グリーンを捉えられず、終盤のチャンスも活かせず敗戦。今季最長の4連敗を喫した。 (ABEMA『SPORTSチャンネル』)