今季千葉へレンタルのGK藤田和輝が新潟へ復帰「戻る決断に至りました」と背番号1を背負う
アルビレックス新潟は26日、ジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍していたGK藤田和輝が2025シーズンより復帰することを発表した。 新潟の下部組織で育った23歳の藤田は、世代別日本代表にも選ばれた実力の持ち主で、栃木SCや千葉での期限付き移籍を経験した。今季は千葉でリーグ戦24試合に出場し、経験を積んだ藤田は来季新潟で背番号1を背負う。 藤田は新潟のクラブ公式サイトを通じてコメントを発表した。 「3年ぶりに新潟に復帰することになりました。自分を育てていただいたアルビレックス新潟のエンブレムをつけて、再び戦えることを光栄に思います。新潟を離れていた期間で自分が成長したことをプレーで証明できるよう、毎日必死に取り組んでいきます」 なお、藤田は千葉の公式サイトでもコメントを残している。 「今シーズン、熱い応援と力強いサポートをいただき、本当にありがとうございました。このたび、ジェフユナイテッド市原・千葉を離れることにしました。昨シーズン終了後、小林監督やGMの健仁さん、大久保さんとの面談を通してこのクラブに加わりたいと思い、決断した日から、自分はJ2リーグの優勝とJ1昇格をすると心に決めて戦いました。チームの目標達成のために、精一杯のプレーをしたつもりですが、それを叶えることができず、本当に申し訳なく思っています」 「シーズンを終えても自分は本当にチームの力になれたのか、もっとやれたことはなかったのだろかと、自問自答の時を過ごしていました。もう一度、千葉のためにプレーしたいと考えていたところに、自分の育ったクラブから必要だという話がありました。目標達成できなかったことや、自分自身について深く悩みましたが、新潟に戻る決断に至りました」 「自分は今シーズン、監督やスタッフをはじめ、最高のチームメイトに出会うことができ、最高の練習環境やスタジアムでサッカーに向き合うことができました。本当にありがとうございました。何よりも、最高なサポーターの皆さんの存在が、毎日のパワーになりました。心から感謝しています」 「歴史あるクラブでプレーさせていただいたことは、僕の財産となりました。これからのジェフの活躍と躍進を心から願っています。また、スタジアムでお会いできる日を楽しみにしています!そして、いつかジェフ三唱をやらせてください!一年間と短い時間でしたが、本当に濃密で成長することができました。ありがとうございました!」