ロバーツ監督、大谷翔平と不振ベッツの打順入れ替え否定…避けたい昨年の悪夢「逆シリーズ男」
ドジャースのロバーツ監督はパドレスとの地区シリーズを翌日に控えた7日、敵地ペトコ・パークで会見し、不調のベッツを1番に戻す考えはあるかと聞かれ、「考えていない。打順の入れ替えで何かが変わると思わない。翔平は絶好調だし、今年はこの形で得点をとってきた」と語った。 ◆パドレス選手とにらみあうドジャースファン【写真複数】 この日の会見は、プレーオフで打てないベッツに質問が集まった。昨年のプレーオフは3試合、全く打てずに11打数無安打。今年も申告敬遠はあるが、安打は出ていない。プレーオフでの安打は2022の第3戦まで遡る。第2戦の第1打席は本塁打性の当たりをキャッチさせるなど、不運もあった。本人は「何を言えばいいか分からない」と、重圧を感じているようにも映る。 監督は打順変更は否定したが、「ムーキーに不安があるのか、打てない重圧が影響しているのかはわからないが、それが影響し始めているようにも見える。とにかくムーキーらしく、あまり過去にとらわずにやってほしい」と語り、個人的に1対1で会話を持つことを認めた。 大谷が徹底マークにあうことが予想され、フリーマンも怪我で出場が微妙という状況の中、ベッツ不振はチームの勝敗に影響しかねない。監督は「調子を取り戻してくれるはずだ」と期待をこめたが、敵地で輝くことができるか。
中日スポーツ