五感を使った感性豊かな体験を 障がい者施設で利用者やこども園の園児が切り紙絵の制作に挑戦【徳島】
JRT四国放送
10月31日、ハサミで切り抜いた色画用紙を組み合わせてつくる切り紙絵を制作するイベントが、徳島県徳島市の障がい者施設で行われました。 20世紀を代表する画家のアンリ・マティスが、晩年になってから大病を患い取り組んだ「切り紙絵」。 その「切り紙絵」を通し、障がい者施設の利用者に五感を使った感性豊かな体験をしてもらおうと、施設を運営する健祥会グループがこのイベントを企画しました。 イベントには、こども園の園児や施設の利用者など約50人が参加し、参加者はマティスの作品を鑑賞したあと、みんなで協力して切り紙絵の制作に挑戦しました。 様々な色の画用紙を自由に切り、切った紙を並び替えて作品を作っていきました。 (参加した園児) 「楽しかったです」 「ちょっと難しかった」 (参加した高齢者) 「子どもとするのはやっぱり面白い、楽しいです」 この日制作した作品は、2025年1月に徳島市の徳島県立近代美術館で展示されます。