買い取るべき! レンタル移籍で輝いたJリーガー(7)タフすぎる! 抜群の身体能力! ACLでも輝くDF
明治安田生命Jリーグの多くのクラブがオフシーズンに入った。期限付き移籍で今季活躍した選手の去就は、多くの人々が関心を寄せるトピックになっている。ここでは、期限付き移籍先に「買い取るべき」と推薦したくなるような活躍を見せたJリーガーをピックアップして紹介する。
DF:蓮川壮大(はすかわ・そうだい) 保有元→所属先:FC東京→ヴァンフォーレ甲府 生年月日:1998年6月27日(25歳) 2023リーグ戦成績:31試合0得点0アシスト 明治大学出身の蓮川壮大は、中高6年間プレーしたFC東京に戻ってきた。しかし、1年目は出場機会をほとんど得ることができず、10月に右足の負傷で手術を受けることに。2年目(2022シーズン)の5月にいわてグルージャ盛岡への期限付き移籍し、J2リーグで11試合に出場。今季はヴァンフォーレ甲府へ期限付き移籍している。 序盤戦はベンチを温める試合が多かったが、中盤戦以降は井上詩音とともにセンターバックのファーストチョイスになっている。高い身体能力が武器で、長身FWにも競り負けない空中戦の強さを見せる。押し込まれた場面でも身体を張ってシュートをブロックするなど、泥臭くゴールを守る守備職人が、甲府の最終ラインで輝いている。 42試合という長丁場のJ2リーグに加えてAFCチャンピオンズリーグが平日に組み込まれる過密日程の中で、蓮川はタフさを磨いている。最終節に敗れて8位に転落した甲府はJ1に昇格することはできなかったが、アジア勢との戦いで貴重な経験を積む蓮川は確実に成長している。
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