7 MEN 侍＆少年忍者、2023年の活動振り返り

■7 MEN 侍 　7 MEN 侍は、2023年もその強い個性を爆発させた。『Summer Paradise 2023』では『Make 侍 Noise』と銘打ち、バンドスタイルの演奏やダンスなど、幅広い内容で盛り上げた。特にSexy Zone 菊池風磨がプロデュースした新曲「Hot Night」は、『Summer Paradise 2023』で初披露されて以降、印象的なクラップとダンスで人気を博した。また、KinKi Kids 堂本光一が演出を務める舞台『DREAM BOYS』でも、メンバー全員としては4年連続出演を果たすなど、欠かせない存在となっている。 　さらに7 MEN 侍と言えば、何と言ってもYouTubeチャンネルでのユニークな内容が目を引く。2023年に公開された動画も他のグループにはない企画が多く、随所に強烈な個性が光っている。一方、SixTONESが1月10日にリリースするニューアルバム『THE VIBES』の魅力を熱く語った回は、グループ史上最長となる40分近い動画にもかかわらず、公開1週間足らずで30万回再生を超えるなど、人気を博している。そもそも、パーソナリティを務めるラジオ番組『らじらー！サタデー』（NHKラジオ第1）で、メンバーの今野大輝がうっかり未公開情報を話してしまったことに端を発し、アルバムの宣伝隊長を務めることになったのだが、結果としてそれが7 MEN 侍の活動も大いに盛り上げることに一役買った形となった。2024年も、7 MEN 侍らしい、何か面白いことが起きそうな魅力に溢れている。 ■少年忍者 　少年忍者にとっては、グループとしての存在感と個々の存在感が、より強く発揮された1年となった。毎年夏の恒例イベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION 2023』にて、『マイナビ サマステライブ2023 俺たちがミライだ!!』のタイトルでライブを開催した。公式テーマソング「Amazing Summer」は、センターを務めた田村海琉を中心に、21人という大人数で繰り広げるパノラマのようなパフォーマンスと演出に、観る者を飽きさせない面白さを感じた。 　また個人でも多くのメンバーが活躍を見せた。リーダーの川﨑皇輝は、『拝啓、奇妙なお隣さま』（テレビ朝日系）でテレビドラマ単独初主演を務めた。また、皇輝の弟である川﨑星輝も、舞台『火の顔』で初の主演を務め、兄弟揃って大役を果たした一年となった。深田竜生は、堂本光一演出・主演の人気ミュージカル『Endless SHOCK』のメンバーに初選出。北川拓実と鈴木悠仁もミュージカル『日劇前で逢いましょう～昭和みたいな恋をしよう～』に出演し、以前より評判の歌唱力を発揮した。元木湧はミュージカルショー『SEVEN－西遊記 7つの戦い－』で主演を務め、豊田陸人も共演。内村颯太と稲葉通陽も舞台『最強で最高の自慢の息子 Season2』に出演するなど、舞台を中心に活躍するメンバーも大幅に増えた。 　個々の強みがグループ活動にも反映されたことで、21人という大人数が少年忍者の唯一無二の個性として生きてきたことを実感した2023年だった。今年は、彼らが他のどのグループにも出せない魅力に満ちたパフォーマンスをすることを予感させる。 　HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の4組にとって、2023年は新たなチャレンジに取り組んだ年となった。彼らの2024年は、帝国劇場2024年新春公演『Act ONE』からスタート。彼らの大きな夢に向かってさらなる飛躍に期待したい。