職場にレイオフの噂が流れたらすぐに行うべき4つのこと（海外）
リー・ヘンダーソンさんは、フォーチュン100企業5社で20年間人事に携わった経験をもつ。 職場にレイオフの噂が流れ始めたら、信頼できる情報源に話を聞くべきだという。 また、自身に関わる文書をすべて保存し、自らの「出口戦略」を立てることも推奨している。 以下の記事は、テキサス州サンアントニオにある HRマニフェスト（HRManifesto）の最高経営責任者（CEO）、リー・ヘンダーソンさん（42）への取材に基づく聞き書きだ。掲載にあたって文章量を調整し、文意を明確にするために編集している。 私は20年近く、人事部のリーダーとして働き、フォーチュン100企業数社をサポートしてきました。 しかし、私自身が予期せぬ解雇を経験したのです。その後、TikTok上のコミュニティーとしてHRマニフェストを立ち上げ、今では、コンテンツ制作とコンサルティングというまったく新しいキャリアを手に入れ、楽しく仕事をしています。 職場では、人々がしばしば、レイオフを恐れていますよね。しかし実際のところ、そうした噂が流れるのは、おそらくそこにいくらかの真実が含まれているからです。噂を否定したり、恐れたり、聞こえないふりをしたりするのではなく、自分自身をケアし、そして成功に向けた準備を整えるのがベストです。 職場でレイオフの噂を耳にした友人がいるとしましょう。私は、人事の仕事をしていた経験から、次の4つの行動をとるよう助言します。
1. 事情を知る人から情報を得る
職場でレイオフの噂を耳にしたら、管理職など、信頼できる情報源から話を聞くことが大切です。 その際、彼らに質問をして、噂がどの程度真実なのかを確認することは許容されます。ただし、管理職によっては、会社を代表する立場にあるため、率直に話せない場合もあることを理解しましょう。 そういう場合でも、よく知っている上司であれば、相手の行間や身振り手振りを読むことで、言葉以上に伝わってくるものがあるかもしれません。必要であれば、ほかにも、組織内の信頼できるメンターや影響力のある人物に尋ねることもできます。通常、何らかの情報をもっている可能性があるのは、ただの同僚やゴシップ好きな友人ではなく、上に立つ立場の人たちです。 たとえば、「こうした噂をよく聞くのですが、気にしたほうがいいですか？」などと尋ねてみるといいでしょう。 つながりのある人たちに質問して、より多くの情報を入手し、未来の自分を守ってください。
