大谷翔平、5度目の月間MVPなるか ライバルはMVP2度の強打者&2年連続首位打者の安打製造器
今季ここまでで最長だった10~22日(日本時間11~23日)の13連戦を7勝6敗で終えたドジャースは、23日(同24日)、試合がなかった。24日(同25日)からは、敵地でレッズ、メッツと6連戦が予定されている。 【写真】「12億豪邸」ご近所に超大物ハリウッド俳優…野球つながり ドジャースは5月、残り7試合。大谷翔平投手(29)の自身5度目で、移籍後初となる月間MVP争いに注目だ。5月はここまで18試合に出場して67打数25安打の打率3割7分3厘、6本塁打、15打点、8盗塁をマーク。32試合で131打数44安打の打率3割3分6厘、7本塁打19打点、5盗塁だった3、4月に続いて好調を維持している。 月間MVP争いでも現状では最右翼の立場にいる。月間のOPS(長打率+出塁率)はリーグトップの1・142。6本塁打も同トップタイで、打率3割7分3厘は2位、8盗塁は2位タイ、25安打は3位タイと多くの部門で上位にいる。これまで4度(21年6、7月、23年6、7月)月間MVPを受賞しているが、日本人歴代最多を更新する5度目の受賞へ近づいていることは確かだ。 現時点でライバルとなりそうなのは2人だ。まず1人目はMVP2度の実績を誇るフィリーズのハーパー。OPS1・115は大谷に次ぐ2位で25安打、6本塁打は並んでいる。19打点はリーグトップタイで、15打点(9位)の大谷を上回っている。16年4月以来2度目の受賞へ向けて好調を維持している。 もう1人は、5月に入ってからマーリンズからパドレスに移籍してプレーする安打製造機のアラエスだ。ダルビッシュ、松井と同僚になった27歳は、14日(同15日)以降に2、2、2、2、2、2、4、4安打をマーク。月間34安打は大谷の25安打(3位タイ)を大きく離してトップで、打率も2位大谷の3割7分3厘を上回る4割5厘と、驚異的な数字を残している。22、23年と2年連続で首位打者に輝いており、今後の首位打者争いでもライバルとなりそうだ。 そのほかにもOPS1・064の3位で、大谷に並ぶ月間6本塁打を放っているブレーブスのオズナ、大谷を上回る26安打を放っているパドレスのプロファーらも今後の追い上げ次第では有力候補に食い込んでくる。
報知新聞社