井岡一翔、マルティネスのインフルエンザ感染で“大みそか”の世界戦中止…29日の調印式もキャンセル、結局最悪の結末に
ボクシングの志成ジムが30日、東京都内で会見し31日に東京・大田区総合体育館で予定していたWBAスーパーフライ級タイトル戦、王者フェルナンド・マルティネス(33)=アルゼンチン―元世界4階級制覇王者・井岡一翔(35)=志成=を中止することを決めた。マルティネスがインフルエンザに感染したため。興行はセミファイナルで予定されていたWBAスーパーフェザー級挑戦者決定戦、同級9位・堤駿斗(25)=志成―同級14位レネ・アルバラード(35)=ニカラグア=をメインイベントとして開催される。 ◆がらんとした…井岡対マルティネス戦の計量会場 マルティネスは20日の来日時は笑顔でポーズを決めるなど元気いっぱいだったが、26日の公開練習は発熱のため直前に中止。陣営は「微熱だ」として試合には問題ないと見方を示していたが、29日の調印式も「コンディションを整えるため」としてキャンセル。暗雲が立ち込めたが、結局は最悪の結末となった。中継を担当するインターネット配信のABEMAは予定通り全試合を配信する。
中日スポーツ