1937年以来の偉業を「大谷翔平はやり遂げる可能性が非常に高い」と米メディア期待「ユニホームを着るたびに歴史に名を刻んでいる」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平にかかる期待は大きいようだ。米メディア『Sporting News』は7月5日、「1973年以来、ナ・リーグの選手が達成していない偉業に、ショウヘイ・オオタニが挑戦」という記事で、大谷の三冠王の可能性を示唆した。 【画像】7月5日に誕生日を迎えた大谷。ドジャース公式の祝福投稿をチェック! 「投手としても打者としてもハイレベル。MLBで唯一無二の選手は、今シーズンこそ肘の手術で投球できないが、別の理由で最も偉大な選手のひとりになるかもしれない。7月5日時点で、本塁打はナ・リーグトップ、打率は2位、打点は3位。トリプルクラウン(三冠王)になる可能性は十分にある」 同メディアは、「トリプルクラウンは、それだけで偉業だ」と記し、これまで達成した選手はわずか18人で、1974年以降は5人しかいないと記載。「その5人は全員がア・リーグだった」として、「オオタニはゴーストを追いかけている。ナ・リーグ最後の達成者は1937年のジョー・メドウィック(セントルイス・カーディナルス)まで遡るからだ」と伝えた。 続けて、「ドジャースで先頭打者を打っているため、打点が難しくなるかもしれないが、しかし、それを成功させる可能性は非常に高い。ユニホームを着るたびに歴史に名を刻んでいるオオタニは、100年近く誰も達成していない偉業を成し遂げようとしている」と、大谷ならナ・リーグでは87年ぶりとなる三冠王を実現できると期待した。 打者に専念している大谷の今シーズンは、はたしてどのような成績になるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部