地元・東海大付福岡がスタートダッシュで作ったリードを守りきり、昌平に勝利【北部九州インターハイ2024/高校バスケ】
立ち上がり10-0のランを作った東海大付福岡
8月4日、北部九州インターハイ2024初日、女子1回戦で昌平(埼玉)と開催地第2代表でウインターカップ3位の東海大付福岡(福岡2)が対戦。ロケットスタートを切った東海大付福岡は、リードをキープし77-60で勝利した。 【表】『北部九州インターハイ2024』女子トーナメント表 東海大付福岡はNo.20チャラウ アミ、No.10浜口ゆず、伊東友莉香とウインターカップ時の主力が残るが、インターハイ予選前に伊東が前十字じん帯を断裂して離脱。今大会はアシスタントコーチとしてベンチに入っている。その東海大付福岡が素晴らしい入りをする。ボールマンに対してプレッシャーを懸け続けてミスを誘うと、伊東からキャプテンの座を引き継いだNo.20チャウラ、司令塔No.12根間芙奈らが得点。いきなり10-0というランを作った。残り7分強、昌平はNo.10中村美憂のシュートで初得点。立て直して早い展開を作ると、No.11佐々木美光、No.23成田心海らが得点。それでも、東海大付福岡の19-10で1Qを終えた。 2Q昌平は、No.23成田が活躍。157 cmながらしつこいディフェンスでは東海大付福岡の攻撃の芽を摘んでいくと、オフェンスでは持ち前のクイックネスを発揮してドライブから得点して6点差まで詰めた。しかし、東海大付福岡はNo.20チャウラが攻防の要として存在感を発揮。ゴール下で得点だけでなくパスで得点を演出し、35-23でハーフタイムを迎えた。 地元とあって大声援を受ける東海大付福岡は3Q、No.10浜口が華麗なステップからシュートを決めるとNo.20チャウラも得点。リードを広げる昌平はNo.62原田朱夏が上手さを見せて得点につなげると、No.6松本早桃、No.23成田も3Pシュートを沈めて追い上げ。24秒バイオレーションを奪うなどいいディフェンスを見せたが、終盤、東海大付福岡はNo.6石田ららのスリーなどで再び点差を広げて56-37で3Qを終えた。 早めに差を詰めて行きたい昌平だが、4Q開始直後に連続ターンオーバー。東海大付福岡のNo.12根間、No.13阿部菜月に速攻を決められてさらにリードが広がる。それでもディフェンスがいいNo.23成田がスティールから速攻を決めてチームを鼓舞すると、No.10中村、No.88林のミドルシュート、No.5大野百華のレイアップなどで追加点。追い上げを見せたが、東海大付福岡はフレッシュなベンチメンバーが活躍。No.9東口紅愛が3Pシュートにフリースローなど得点源となってリードをキープ。77-60で勝利した。