【久留米競輪(ナイター)FⅠ】3年9カ月ぶりの優勝を狙う森山智徳「仕事はしっかりとやる」
<22日・久留米競輪・第2日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 A級準決3Rは、1角5番手捲りを放った森山智徳が快勝。2着に流れ込んだ好永晃とともに優出を果たした。 「最近はずっと初日がいいけど、準決が駄目だった。だから決勝に上がれてホッとしましたね」。近4場所は初日特選で2連対を決めていたが、準決でいずれも敗退する悪循環。それが今回は初日が6着で、準決は1着と逆の形になった。「踏んだ感じが良かったし、久しぶりの優出はうれしいですね」とほおを緩めた。 決勝は同県の佐藤壮志をマークする。「仕事はしっかりやるし、誰かに(位置を)狙われても頑張ります」。優勝はS級1班だった2021年1月の岐阜FⅠから遠ざかる。番手の役割を果たした上で、3年9カ月ぶりの美酒に酔うつもりだ。 ▼2R(田村浩章)2日目は終わってみれば6着だったが、ジカ競りで上野恭哉の後位を原田礼から奪い取った。「単騎で」のここも佐藤譲士郎の番手を狙う可能性も十分で、7―4=123。 ▼10R(橋本壮史)準決は松本秀之介―阿部将大の大本線に捲られたとはいえ、真っ向勝負で4着は状態がいい証拠。大川龍二との2分戦なら逃げ切りまで狙える。3―125―125。