<富野由悠季監督>動く実物大ガンダムに感謝 「勉強させてもらいました」
イベントでは、“最後の起動実験”や約1000機のドローンによるオリジナルドローンアートショーが行われた。ミュージシャンのSUGIZOさん、西川貴教さんも駆けつけた。
実物大ガンダムを動かすプロジェクトは、2014年に「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」として始動。ガンダムが人類とスペースノイドの戦いをくぐり抜け、機体は失われたと言われていたが、山下ふ頭近郊でパーツが大量に発見され、エンジニアたちが研究、分析、再構築した……という設定。実現可能性、安全性、デザインなどを考慮して、研究者、エンジニアなどが検証、設計した。腕や脚が可動し、歩行しているかのような動き、両腕を上げるポーズ、腰をわずかにかがめ、少し上を向く発進ポーズ、名シーンのラストシューティングをイメージして右腕を上げるポーズなどが可能。
2022年3月に終了予定だったが、継続を望む声も多く、公開期間は2度延長された。同施設と動く実物大ガンダムは、解体され、今後の展開などは未定。