櫻井翔“武蔵”を襲う衝撃はいつまで続くのか…第4話ラストは視聴者も「うそだろ!」の叫び<新空港占拠>
櫻井翔主演のドラマ「新空港占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第4話が2月3日に放送された。毎話繰り出される武蔵(櫻井)の「うそだろ」。今回は視聴者から「うそだろの連続」という声も上がる衝撃展開となった。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】獣集団の“虎” と“猿”だった、丹波(平山浩行)と息子の直樹(岩瀬洋志) ■人質の一人の“うそ”を突き止めようと奔走する武蔵 本作は、2023年に放送された「大病院占拠」(日本テレビ系)の続編。神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」を突如として獣の面をかぶった武装集団が占拠。神奈川県警捜査一課の武蔵三郎(櫻井)が再び巻き込まれる。与えられた期限はわずか1日。極限状態で繰り広げられるタイムリミット・バトル・サスペンスとなる。 武蔵の妻で心臓外科医の裕子を比嘉愛未、裕子に接触する謎の男をジェシー(SixTONES)、事件の指揮官を務める神奈川県警刑事部捜査一課特殊班(SIS)管理官・和泉さくらをソニン、武蔵の姉で人質となっている神奈川県議会議員・二葉を奥貫薫が演じる。 前回、獣のメンバーであることが分かった、かつて仲間だった丹波(平山浩行)とその息子の直樹(岩瀬洋志)。彼らが恨む人質は元衆議院議員の北見(手塚とおる)。丹波の愛する妻であり、直樹のかけがえのない母の死が絡んでいると思われた。第4話は、武蔵が北見のうそを暴くため奔走するが、またもや衝撃の事実が判明。そして激震といってもいいラストへと突き進むことに。 ■警察関係者の関与が… 裕子と娘のえみり(吉田帆乃華)、そして情報分析官の志摩(ぐんぴぃ)に同時に命の危機が迫るハラハラドキドキの展開。その中で武蔵らがたどり着いたのは、北見はジャーナリストだった丹波の妻を自殺に見せかけて殺す命令をしたこと、そしてその実行犯が横浜署の署長・川越(片桐仁)だったということ。北見のうそを暴こうとして、うそに塗り固められて命を奪われてしまった。そこには5年前の事件が絡んでいる。 だが、その詳細を語らせる前に、川越は毒物で命を落としてしまう。「俺たちはみんな、山猫の手のひらで踊らされている。北見ですら山猫の操り人形に過ぎない。誰も山猫の正体は知らない。そいつが誰なのか突き止めようとした者は、全員…」という言葉を残して。 ■浮かび上がった“山猫”という存在、そしてラストは絶句 新たに浮上した“山猫”。 本話冒頭、1年前の病院占拠事件の首謀者であった大和(菊池風磨)は「十二支に入れなかった動物、なんだか分かりますか?」と不敵な笑みを浮かべながら問い掛けた。武蔵と共に対面していた横浜署警部補の本庄(瀧内公美)はそれが「猫」だと気付いた。おそらくここにつながっているのだろう。 ここからラストへ怒とうの様相を見せた。 警察の関与といえば、もう一人。裕子とえみりを助けに来たと見せかけ、謎の男がいないことで、2人を拉致した警察官・綾部(吉田健悟)だ。川越のスマホから綾部に2人を始末する指示が送られていた。えみりは本庄によって救い出されていたが、そのまま連れ去られた裕子が綾部に銃を向けたとき、謎の男が現われて裕子に「逃げろ」と告げた。 そして、獣集団の馬、猪、牛が相次いで仮面を取って素顔を見せた中、最大の衝撃が訪れる。川越の毒殺について監視映像を調べると、川越が飲んだ水に毒を入れていたのは、なんと…さくらだった。 馬、猪、牛たちの目的は何なのか。そして綾部、謎の男の存在。さくらの行動は真実なのか。一つ“うそ”が暴かれては、また謎が深まるばかり。龍の「誰もが心に獣を飼っている」という言葉が不気味に響く。 ラストの展開には視聴者も騒然とし、武蔵の「うそだろ」になぞらえて「うそだろの連続の1時間」「今期最大のうそだろでした」「うそだろ言いまくったわ」「うそだろ、見てる側も同じく」「うそだろ案件多すぎ」といった声が続々と。視聴者の考察も加速し、タイトルがトレンド入りする反響となった。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部