孤独な桂場(松山ケンイチ)のもとに現れた、「イマジナリー多岐川さん」がSNSで話題に【虎に翼】
法曹界に生きるヒロイン・寅子の挫折と挑戦の日々を描いた連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。9月17日放送の第122回では、若手裁判官たちに異動を命じた桂場のもとに、病で他界した多岐川の幻が現れたシーンが話題に。 【写真】桂場と話す寅子 朋一(井上祐貴)をはじめとし、勉強会をしていた若手裁判官たちが左遷のような異動を命じられる。異動を命じた最高裁長官・桂場(松山ケンイチ)にその真意を聞こうとする寅子(伊藤沙莉)だが、「裁判官は孤高の存在でなければならん」と突っぱねられる。 そんななか、航一(岡田将生)は自身の父を殺した美位子(石橋菜津美)の事件について調べるため、轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)のもとを訪ねる。そこで航一は、事件の経緯や美位子の受けた苦しみを改めて知るのだった。 今回の放送では、寅子の訪問を受けた桂場が、亡き多岐川(滝藤賢一)の幻から「で、どうすんだ?お前は」「お前の掲げている司法の独立っちゅうのは随分さみしくお粗末だな」と責められるシーンがあった。 一連の流れを受け、SNS上では「今なお存在感大きいイマジナリー多岐川さん」「イマジナリー多岐川さんでも桂場さんを説得できない 長は孤独・・・」「イマジナリー多岐川さんしか話す相手がいない桂場さんの孤独を思う」などの声が相次ぎ、X(旧ツイッター)では「イマジナリー多岐川さん」がトレンド入りしていた。 放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。9月18日放送の第123回では、女子部時代の友人たちが寅子の家に集まる。 文/つちだ四郎