小池百合子都知事 マナー問題指摘の石破茂首相に同情「そこばっかり切り取られると気の毒だなと」
東京都の小池百合子知事(72)が22日、都庁で定例会見を開き、石破茂首相の外交マナー問題について私見を語った。 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため南米・パルーを訪れた石破首相は、日中首脳会談前に習近平主席と握手する際、習氏が右手を差し出したのに対し、両手で握り返した。外交上は優劣関係を示す恐れがあるため、マナー違反と指摘する声もある。また、あいさつに来た各国首脳に座ったまま対応したことにも、SNSで厳しい意見が寄せられている。 閣僚時代に国際会議の経験もある小池知事は、こうした行動について意見を問われ、「石破さんもこれまでもこういう国際的な会議のご経験もあると思いますし、そこばっかり切り取られると気の毒だなと思ったりもします」と見解を口にした。 また「せっかくのチャンスですから、他の場面ではいろんな交流もされていたんじゃないかな」とフォローしていた。