永瀬廉×坂東龍汰×前田拳太郎に聞く もしも三人で“共同生活”をするなら何担当?
■もしも三人で共同生活をするなら
永瀬:クール系なイメージでした。劇団EXILEの別の方とお会いしたことがあったので、その方のイメージに引っ張られてて、同じような印象を持っていたんですけど、思った以上に奥ゆかしい系の謙虚な人だなと思いましたね。 ――それからどうやって距離を縮めていったのでしょうか? 前田:もう身を委ねていました。ずっと三人でアフレコをしていたので、作中の僕らと同じく共同生活してたぐらいの気分になりながら。自然と打ち解けていきましたね。裏でも和気あいあいとしていて、作中の三人の友達感、ワチャワチャ感が出ていたなと思います。 坂東:アフレコの裏でいろんな話をしたり、かんだらみんなで「頑張れ~!」とか言って。それでも、なかなかOKが出ない時は、ちょっと静かに見守って…。あの空気感は伝えたいです! 本編にもにじみ出ていると思います。 永瀬:あのおかげで三人でしゃべっている時の雰囲気も簡単に想像できたし、思った以上に二人が諒と優太を演じてくれていたので、やりやすかった部分がありました。 ――皆さんには、作中での三人のように言葉がなくても通じ合える親友はいますか? 永瀬・坂東・前田:います! 前田:それこそ、今回龍汰くんとの間を取り持ってくれた綱啓永とか。『仮面ライダー』に出演していた頃の友だちは、今でもずっと仲良いですね。毎日のように一緒にいます。 坂東:すごいよな。毎日一緒にいれるって。若いっていいな。 永瀬:俺、この歳でもないよ。毎日はキツいなってタイプやし。 前田:僕のスケジュール、全部把握されてますもん。誰かしらからは「今何してるの?」って毎日連絡がきます。 坂東:すごいな、それは!(笑) 永瀬:Aぇ!groupの正門(良規)が最近デビューしてうれしかったのと、俺はなにわ男子の(西畑)大吾かな? 大吾は週1~2で会う時もあるし。この前なんて、二人でベロベロになりながら、ダーツしてましたね。負けたら飲むみたいな。 坂東:それ、二人でやるんだ!(笑)。僕は、初舞台で一緒になったシンガーソングライターの山岸健太ですかね。僕、いろんな業界の知り合いが増えて、自分の知らない世界に足を踏み入れて冒険してみたいなっていう時期もあったんですけど、その時に山岸が「お前はそういう世界を一回経験するけど、必ずこっちの世界に戻ってくる」って言ってて。「いやいや、戻ってこないから」って言ったけど、まんまと戻ってきてずっと一緒にいますね。気兼ねなくちゃんと言葉にして相談とかもできる友達は、唯一、彼かな。東京に出てきてからは。 ――それでは作中と同じく、もしも三人で共同生活をするなら何を担当しますか? 永瀬:インテリア担当で! 坂東:じゃあ僕、フードデリバリー担当! 前田:僕は…防犯をやります。もう絶対に侵入者を入れません! 坂東:食べ物は俺が調達してくるから、まかせろ! みんなのためにバイトもするし。 前田:え? 俳優っていう設定は捨てるんですね(笑)。 坂東:廉がインテリア担当で稼ぎがないからね、今のところ。 永瀬:俺、お金めちゃ使うやつじゃん。 坂東:いい家具が買えるように頑張るわ! (取材・文:於ありさ 写真:高野広美) アニメ映画『ふれる。』は全国公開中。