日向坂46・佐々木美玲が明かす、同期メンバーの“卒業”を実感する瞬間 変化が続くグループへの思い
■撮影に備えてジム通いと鏡の前の“イメトレ”を
持ち前の明るさで、周囲を笑顔にする日向坂46の一期生・佐々木美玲。落ち込むことはないのかと尋ねると「沈むときもありますけど、人と他愛もない会話をしたら忘れます」と微笑んだ。憧れていたリゾート地・ベトナムのダナンで撮影した1st写真集『陽射しのパレード』でも愛嬌ある笑顔を浮かべるが、かたや、2度目の東京ドーム公演を控えるグループでは、メンバーの相次ぐ卒業に寂しさも募る。変化の続く活動に今、何を思うのか。写真集の撮影秘話とともに聞いた。 【写真】日向坂46・佐々木美玲の美脚ショット 写真集より水着&ランジェリーカットも ――念願の1st写真集出版となりました。 佐々木:ずっと作ってみたかったし、うれしかったです。実は昔、スタッフさんに「私って写真集を出版できますか?」と聞いたこともあったんです(笑)。でも、そのときは具体的なお話がなく、今年初めにようやく今作のお話を聞いて、撮影まで1ヵ月の準備期間はウキウキしていました。 ――ロケ地のベトナム・ダナンには、憧れがあったそうですね。 佐々木:YouTubeで見たVlog動画をきっかけに、ずっと「プライベートで行ってみたい」と思っていたんです。写真集の候補地は他にもあったので各地の風景も調べたんですけど、海がきれいで、お花が咲いている南国っぽさもあったのを決め手として、ダナンを第1候補にしました。 ――撮影に向けて、トレーニングなどは? 佐々木:元々、通っていたジムの頻度を増やして、週2~3回は体を引き締めるために通いました。自宅では、鏡を前に表情やポーズの練習もしたんです。写真集はキメキメなポージングではなく、普段に近い姿を見せられるのが良さと思っていて。練習ではほどよい力加減を意識しました。 ――実際の撮影は、いかがでした? 佐々木:私、緊張が顔に出やすいので、撮られているときに苦笑いになっちゃうときがあるんです。でも、今作の撮影では現地を楽しみながら、自然な表情を見せられました。テーマパークのお城で撮ったカットは、特に思い出深いカットです。プリンセスの格好がしたいとお願いして、ロケーションがお城になったんです。現地では海外の観光客の方が手を振ってくださって、キャストさんと間違われるほどになじめました。 ――今作では、水着やランジェリーの撮影にも初挑戦しました。 佐々木:最初の撮影がランジェリーカットで、恥ずかしさはあったんです。でも、穏やかなスタッフさんがそろった撮影クルー「チーム穏やか」の皆さんが温かく受け止めてくれて、恥ずかしさも和らぎました。写真集では大人っぽい表情を見せていますけど、ランジェリー姿のまま、ベッドで仁王立ちしながら暴れちゃって。大人っぽいから「いつものみーぱんじゃなくて嫌だ!」という方も、そんなことがあったので安心してください(笑)。 ――(笑)。現地では、メンバーへのおみやげも買いましたか? 佐々木:後輩のみんなにはお菓子を買って、同期の一期生には刺しゅうの入った巾着をプレゼントしました。メンバーごとに色が違っていて、これから卒業するメンバーもいるのでおそろいの何かが欲しいと思ったんです。卒業生のなっちょ(潮紗理菜)とも会う機会があったので、なっちょのご家族全員分の巾着を渡しました。