【ここまで間近に大都市を見下ろせるのは全国でここだけ?】夜景がスペシャル!「大阪を一望できる超穴場キャンプ場」に行ってみた(大阪府東大阪市)
■テントサイトよりも、さらに素晴らしい夜景ポイントへ
夕食を済ませた頃に、オーナーさんに声を掛けて頂きました。テントサイトよりも夜景が美しく見えるところがあるということで、場内の秘密のポイントに連れて行って頂きました。サイトでは視界を邪魔していた木々がなくなり、河内平野が全て見渡せます。 オーナー曰く、キャンプ場からは3つの花火大会が見えるそうです。その中でも、『東大阪市民ふれあい祭り』の花火は会場の花園ラグビー場がすぐ下にあるので、本当に目の前で花火が見えるそうです。これはいつか見てみたいものです。 キャンプ場にはシャワーもありますが、なんと夜景を見ながら入れる貸切露天風呂(1時間2,500円)もあります。家族で貸し切ってお風呂に浸かりながら夜景を見る、ってのもオツなものですね。暖房器具も備わっているので、冬場の寒い時期でも利用できそうです。 夜景のことばかり書いてしましましたが、他の設備も含め、風葉キャンプ場は大阪随一の絶景キャンプ場だと思います。
■キャンプ以外の合わせ技もありなので、ファミリーにもおすすめ
風葉キャンプ場のもう1つの特徴ですが、歩いて10分(車だと2分)で大阪人の憩いの場でもある生駒山上遊園地にも行くことができます。小さなお子さんがいるファミリーにとっては嬉しいポイントではないでしょうか? 昨今は昭和レトロブームですが、ノスタルジックな乗り物がたくさんあるのでカップルにもおすすめ。もちろん、夜景も見られます。 もちろんですが、大阪の町にも出やすいです。うちは粉物が大好きな息子を連れて、帰りに通天閣や梅田の町を散策してみました。予定にはなかったんですが、前日に山の上から大阪の夜景を見ていたせいか、無性に大阪の町を散策してみたくなってしまいましたね。 今回は都市型のキャンプ場でしたが、“絶景は自然物だけではない”ことを再認識させてれた旅でした。 <絶景キャンプフォトグラファーのおすすめポイント> ・大都市・大阪を見下ろすキャンプ場はここだけ ・空気が澄んでいると四国まで見渡すことができる ・夜景を眺められる貸切露天風呂がある ・歩いて行けるほどすぐ近くにレトロな遊園地がある ・翌日の大阪観光にも最適な場所 猪俣慎吾(いのまたしんご) キャンプが趣味のフォトグラファー。7 年間写真スタジオに勤め、その後独立。フォトグラファーとして活動する傍ら、キャンプコーディネーターとしても活動している。アウトドアグループ「KIPPIS」主宰。日本オートキャンプ協会インストラクター。星空案内人(R)。10 月に『絶景CAMPGUIDE』(JTB パブリッシング)を出版したばかり
猪俣 慎吾