明豊、ありがとう 「初のベスト4」引っさげ、帰郷 「感動した」「別府の誇り」拍手で出迎え /大分
<センバツ甲子園> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で春夏通じて初の甲子園4強入りを果たした明豊ナインが3日、帰郷した。JR別府駅では、学校がある別府市の長野恭紘市長や同市職員らが拍手で出迎え。多くの市民も集まり、「よくやったぞ」「感動した!」などの声が上がり、選手たちをたたえた。 明豊は、2日の準決勝で習志野(千葉)に4-6で惜敗したが、目標だった「ベスト4以上」の成績を収めた。長野市長が「あなたたちは別府市の誇りです」と賛辞を贈ると、表悠斗主将(3年)は「皆さんの支えのおかげでベスト4になれた。夏に向けてすぐにでも準備を始めたい」と力強く語った。 同駅職員は「たくさんの感動をありがとう!!」などと書かれた手作りの横断幕を用意。明豊ナインを出迎えようと駅を訪れた別府市立中部中学校1年の小川実咲さん(13)は「準決勝での明豊のがんばりに涙が出た。夏は優勝してほしい」と話した。【白川徹】