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777-300ERに搭載されたキャセイパシフィック航空の新ビジネスクラス「アリア・スイート」＝24年10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

キャセイパシフィック航空の新ビジネスクラス「アリア・スイート」＝24年10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

キャセイパシフィック航空の新ビジネスクラス「アリア・スイート」を紹介する香港のハリウッド女優ファラ・チャンさん ＝24年10月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　キャセイパシフィック航空（CPA/CX）は現地時間10月16日夜、個室タイプの新ビジネスクラス「アリア・スイート（The Aria Suite）」と、同シートを搭載したボーイング777-300ER型機の改修初号機（登録記号B-KPO）を香港国際空港の格納庫でお披露目した。年内に就航する見通し。 【写真】キャセイパシフィック航空の新ビジネスクラス 　改修初号機の座席数は3クラス361席で、ビジネスクラスが45席、プレミアムエコノミークラスは48席、エコノミークラスは268席となる。新ビジネスクラスのアリア・スイートは、フルフラットシートを斜めに配置するヘリンボーン配列で、1列1-2-1席。各席にドアが付いた個室タイプで、中央席はパーティションを上下させることでプライバシーを確保することも、ペア席として使うこともできる。 　個人用モニターは4K対応の24インチを採用。Bluetoothによるペアリングにも対応している。また、照明を乗客が自由自在に調節できるようにした。 　寝具には独ロヒ製ウールを採用。各クラスには香港とつながりの深いアーティストが制作したアート作品が展示され、上質な空間を演出している。 　新仕様機のプレミアムエコノミーは、今年4月に発表されたシートが採用されている。