タックル問題で日大学長が会見(全文2)監督、コーチとの話には齟齬がある
アメフト部は活動できない日が続いているが今後の対応と活動について
NHK:NHKの【タケナカ 00:21:27】と申します。対応についてお伺いしたいんですけども、すでにアメフト部の活動としては事実上休止状態というか、活動ができない日が続いていますけども、部の今後の対応、活動に関してはいかがでしょうか。 大塚:現在、活動停止というか中止といいますか、関東学生連盟の裁定を待ってるというのも1つでございます。どのような判断が下されるのかということでございます。時間がたってきておりますので、本当にまもなく集まる機会があれば、部長あるいはコーチ陣、学生という形で、来週のその裁定というのが、来週、確か出てくると思いますので、それを見据えながら今後の対応と言うのを考えていこうと思っております。 ただ部活動の永久に停止というようなことは考えておりません。彼らにはできるだけ早い時期で、活動を再開してもらいたいと考えております。 NHK:その判断の1つのタイミングが、学連の裁定と。 大塚:はい。 NHK:そして第三者委員会については、こっちの見通しというのは立っているんでしょうか。 大塚:委員会を立ち上げて、今、立ち上がってるんではないかなと。まだ完全に立ち上がったかどうかはまだ聞いておりませんけども、あれは完全に関係のない人っていうのを選ばなきゃならないんですよね。それから、今回のこの日本中を湧かせたようなこういう事案でありますので、なかなか引き受けていただけるような方々も大変苦労してるということで、今、完全に複数の担当を受けたというのはまだまだ最終結論は私は伺っておりませんが、外部で引き受けてくれる人が出てきているというような話は聞いております。 NHK:来週頭とかいつごろまでに立ち上げたいと思いますか。 大塚:できるだけ早く立ち上げたいと考えております。 NHK:あと、スポーツ庁とか文部科学省のほうからも大学の対応に関して発言が、責任を問うような声も上がっていますけども、理事会としての責任であったり、大学運営側としての責任は何か【******00:24:05】。 大塚:今回の件につきましては、今、部の責任体制野在り方というようなことが1つ、スポーツ庁からも指摘を受けてるということでございます。部の、部長、副部長、監督、コーチという責任体制は分かったけれども、大学の中ではそれがどういう位置付けになってるんだということで、本学の組織を、運動部に対する組織を説明しないとなかなか理解できないのかなと思いますので、その全体像を今後お知らせするということで、教えてくださいという形で、スポーツ庁からも言われておりますので、そのようなことを進めていきたいと考えている次第です。 NHK:あと、教育を統括される立場という文部科学省が、今回ルールを守らない反則行為の選手が出てきてしまった、そういう教育者として見たときに、そういうルールを守るという指導というか、そういうことが今回できなかったということに関しては、どのように責任を取られるんでしょうか。 大塚:いろんなご批判を受けてる監督、コーチでありますけども、今まではそういうことを指摘されたような事象が私は伺っておりませんので、外部から。今回は本当にまさかというようなことで、感じているところであります。 NHK:教育に関してまずは理事会とかでもやっぱり話し合われていくんでしょうか。 大塚:はい。コーチングの理論というふうなものが今いろんな場所で盛んに行われておりますけれども、それから学生のメンタル面のスポーツ選手の在り方とか、この辺のことについて今後さらに検討し、全運動部に1人ずつ付けるということまではなかなかできないと思いますけれども、巡回のそういう担当者を付けて、これから指導に、あるいは一緒に勉強するなりしてまいりたいと考えております。 今まで学生の指導という、対外的な問題とかいろいろありまして学生の指導を中心に考えてまいりましたけれども、時代とともにその指導の在り方とか、監督、コーチは経験豊富な方々でありますけれども、指導の在り方等について再度、研修をしていきたいなと思っている次第であります。 司会:ありがとうございました。次の方、お願いいたします。