タックル問題で日大学長が会見(全文2)監督、コーチとの話には齟齬がある
謝罪文が日大アメフト部公式サイトにはあって、日大の公式サイトにはないことについて
TBS:TBSテレビ『ビビット』の上路と申します。よろしくお願いいたします。今回の件に関して、大学側の捉え方というのがちょっといまひとつ納得いかないものが皆さんあると思うんですけれども、1つの例として、例えば今回反則行為に対する謝罪文が、アメフト部のオフィシャルサイトのほうには掲載されていますが、日大側のオフィシャルサイトのほうにはこの件に関してまったく明記されていないと思うんですけれども、学長からご覧になってこれはアメフト部の問題だと捉えているのではないか、日大全体の問題と捉えていらっしゃらないのではないかなという印象を受けるんですが、この辺りはどうお考えですか。 大塚:はい。正直言いまして、アメリカンフットボール部同士の手紙がやりとりされておりまして、そういう意味では皆さまがお思いのように、大学としてという対応はいたしてきませんでした。で、部同士、あるいはスポーツのグラウンドで起こったということで、当該の部同士、あるいは連盟、そういうところで解決ができるんではないかなという考えできたことは事実でございます。 TBS:結果、解決できずにここまで今、大ごとになっているわけで、対応にやはりまずさがあったなという思いはおありになりますか。 大塚:ちょっと手紙を待ってるというか、関西学院の皆さまからはアナウンスがすぐ起こるんですけれども、われわれは文書での交換という形で対応してきたっていうところでございますので、ちょっと時間的にタイムラグがこちらが非常に長くなってしまったというような結果を招いて、その対応が遅いという形になってしまったんではないかと感じております。非常に申し訳なかったと思います。 TBS:今日お1人で会見ということなんですが、なぜこの場にこう理事長が同席しないのかですとか、初めに監督、コーチが会見をして、次は学長がして、理事長が出てこない。その辺が全然一枚岩ではない対応のように感じてしまうんですが、その辺りはいかがですか。 大塚:学生の運動部というのの統括が、私も、私が学長とイコール、学生の運動部の統括をしているのは事実でございまして、そこの事務局に内田常務が事務局を担当しているという形で、責任者としては学生の運動部関係は私が責任者だということでありますので、このような会見にさせていただいております。 TBS:それでは理事長は出てくる予定とかはないんでしょうか。 大塚:直接ということでは保健体育審議会というところでございますけれども、一、部の担当者でありますけれども、それは理事長だからということでの対応というか、保健体育審議会としては特に考えておりません。 TBS:ありがとうございました。 司会:ありがとうございました。続いていかがでしょうか。