「白ナンバーの車が観光客を降ろしていた」匿名通報から発覚した『白タク』容疑で逮捕 奈良で多発する白タク行為
奈良市内などでいわゆる「白タク行為」をしていたとして、会社役員の男ら2人が逮捕されました。道路運送法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府吹田市の「iSEKAIGroup」の社長・高田真嗣容疑者(50)と無職の岡本栄一容疑者(51)です。 【画像を見る】関空で『白タク』追跡 運転者は「友達」と言うが...乗る人は「もちろんお金を使って予約した」 警察によりますと、高田容疑者らは5月21日、許可がないにもかかわらず外国人観光客6人を大阪市内のホテルから奈良市内まで送迎し、料金およそ14万円を受け取るなどした疑いが持たれています。 高田容疑者はSNSで観光客を集客して送迎していたとみられ、今年3月、「白ナンバーの車が観光客をおろしていた」という匿名の通報をうけて警察が捜査していました。 取り調べに対し高田容疑者は「事実に間違いがあります」と容疑を否認していますが、岡本容疑者は「高田容疑者の指示をうけて白タク行為をしていた」と容疑を認めているということです。 奈良市内では白タク行為が多発しているということで警察が捜査しています。