種差天然芝生地で、朝ヨガを楽しむ参加者＝25日午前7時35分ごろ、八戸市鮫町

　青森県八戸市鮫町の種差海岸天然芝生地で25日、地元住民を中心とした団体「種差あねっこ」（石橋英子代表）が主催する朝ヨガが今季初めて行われた。参加者101人が芝生地にヨガマットを敷き、太陽と浜風を感じながら心身を整えた。 　同団体が「種差朝ヨガ」として2015年から実施する活動で、気温が屋外活動に適した5～9月に実施。参加者はインストラクターから指導を受けながら約1時間、自然の中でヨガを楽しむ。 　この日の朝は曇り空で、肌寒さを感じる中でスタート。参加者がマットの上でゆっくりと体を伸ばし、リラックスしていると、次第に雲が流れて晴れ間が広がった。終了間際には日光が降り注ぎ、芝生地と海面を暖かく照らした。 　市内から参加した主婦馬場奈穂さん（47）は「空の下でのヨガは気持ちが良かったし、朝の海もきれいだった」と笑顔を見せた。 　朝ヨガは9月28日までの毎週土曜と6～9月の第4日曜、午前7～8時に実施。予約不要で、参加費は500円（小学生以下無料）。雨天の場合は中止する。