カブス鈴木誠也、前日3号に続き4戦ぶりマルチ安打も状態は「良くはない。いろいろ修正するところある」
◆米大リーグ マリナーズ2―3カブス(14日・米ワシントン州シアトル=Tモバイル・パーク) カブスの鈴木誠也外野手(29)が14日(日本時間15日)、敵地のマリナーズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。4打数2安打で4戦ぶりマルチ安打をマークし、連勝に貢献した。 前日に3号を放った鈴木は第1打席、マリナーズ先発のカスティーヨから左中間を破る二塁打。打球速度107・3マイル(172・7キロ)という痛烈な当たりだった。 続く3番ベリンジャーは一塁線への当たり損ねの投ゴロだったが、カスティーヨが一塁へ悪送球。鈴木が二塁から生還し、先制に成功した。 5回1死で迎えた第3打席で内角のツーシームを左前へはじき返した。その後二盗を試みたがアウトになった。8回1死での第4打席は三ゴロだった。 「(状態は)良くはない。良くはないが最低限なんとかできている。そこはいいのかなと思う」と鈴木は話した。「結果『H(=安打)』がつけばいいと思っている。感覚的には練習の中から、もう少しいい感覚で打てればいいなと思う。いろいろ修正するところはある」と課題を明かし、3号を放った前日も3三振で快打か三振かという状態については「甘い球に手を出せずに厳しい球ばかり振っているから三振するだけ。そこが変わってくれば必然的に三振は減る。あまり気にしていない」と話した。
報知新聞社