富山県高岡市、健康アプリの運用スタート 高齢者見守りサービスも
富山県高岡市は1日、市民の健康を管理するスマートフォン用アプリ「TAKAOKAアプリ」の運用を始める。高齢者見守りサービス「マゴコロボタン」の利用の受け付けも開始する。 アプリは市民の健康意識を高め、高齢者の生きがいづくりにつなげようと開発。体重や血圧、歩数が記録できるほか、歩数に応じてたまったポイントを景品と交換する抽選会もある。ボランティアセンターやシルバー人材センターの求人情報も紹介している。 マゴコロボタンは、スマートフォンを持たない高齢者の孤立を防ぐ目的で、65歳以上に貸し出す。ボタンに話しかけることで家族にメッセージを送ったり、返信を音声で受け取ったりすることができる。災害情報なども配信する。利用料は1カ月200円で、5月上旬から配布する。 市役所に足を運ばなくても行政サービスを受けることができる「どこでも市役所」の一環。問い合わせは市福祉保健部長寿福祉課。