府中で2年ぶり「熟睡プラ寝たリウム」 今年は「寝転びシート」も
府中市郷土の森博物館(府中市南町6、TEL 042-368-7921)は「勤労感謝の日」を含む11月22日~24日、眠るためのプラネタリウム「全国一斉 熟睡プラ寝たリウム」を開催する。(調布経済新聞) 【写真】初登場の「寝転びシート」でごろん 同イベントは、明石市立天文科学館(兵庫県明石市)が2011(平成23)年の「勤労感謝の日」に日頃の疲れを癒やしてもらおうと企画し、翌年から全国に広まった。同館では2020年に初開催し、昨年は本館改修工事で休館だったため、開催は2年ぶり。 各館が工夫を凝らしたオリジナルの内容で、同館の特徴は初めに自然豊かな園内風景を映してストレッチを行うこと。木々に囲まれリラックスした気持ちになって熟睡できるように体をほぐしてもらい、ゆっくり移り変わる星空を眺めながら眠れるようにする。 今年は初めて「寝転びシート」を用意した(先着5人)。プラネタリウム前方のステージにマットを敷き、自由な姿勢で横になり寝られるスペース。試しに寝転んだスタッフは「短い時間で、すぐにうとうとできた。本番ではきっと熟睡してもらえるはず」と話す。いびきが心配な人には「いびき席」もある。 子どもから参加可能で、ぬいぐるみや愛用枕・毛布などを持ち込める。熟睡できたら「熟睡証明書」、うとうとしたら「ウトウト証明書」、最後まで起きていたら「完徹証明書」が受け取れる。天文番組ではなく眠る企画のためスタッフによる星空解説は行わない。 同館の鈴木さんは「星空の下でゆっくり、ぐっすり眠ってリフレッシュしてほしい。寝転びシートを利用したい人は早めの来館を」と呼びかける。「星空を眺める魅力が少しでも伝わり、本物の空も楽しんでもらえれば」とも。 開催時間は13時~(約45分間)。料金は、大人=600円、中学生以下=300円、4歳未満無料(特別イベントのため各種割引なし)。チケットは同館ホームページで販売している(当日券あり)。博物館入館料(300円ほか)が別途必要。
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