ひな人形まで恐竜に? 福井の恐竜博物館の展示が話題に 「頭部はほぼ原寸大です」
きょう3月3日はひな祭り。福井県立恐竜博物館で5日まで展示されている「ひな人形」が先日、SNS上で話題になりました。「恐竜王国」と呼ばれる福井県らしく、恐竜が着物を着ているのです。
恐竜博物館ならではの世界観
先月中旬、福井県立恐竜博物館のX(旧ツイッター)アカウントが、こんなつぶやきを投稿しました。 ◇ おはようございます 昨日は休館日だったので、この子たちを出していました! フクイラプトルとフクイサウルスの雛人形 恐竜博物館ならではの世界観! 後ろの屏風も、できれば白亜紀の植物にしたかった…と、研究員 本日よりお披露目 一緒に記念撮影してくださいね ◇ この投稿に対して、「夢に出てきそう」「今までの中で一番強烈」といったコメントが寄せられ、いいねは6000を超えています。
担当者に聞きました
「男びなはフクイラプトル、女びなはフクイサウルスで、頭部はほぼ原寸大です」 そう話すのは博物館の主任・千秋利弘さんです。 このひな人形は、福井県立恐竜博物館の恐竜模型を多く担当している恐竜模型造形家・荒木一成さんが2011年に制作したもの。 毎年のように展示しており、テレビや新聞でも取り上げられてきたといいます。 Xで紹介したのは今年が初めてで、思った以上に反響が多く、フォロワーも急増したそうです。 「福井の代表的な2種のひな人形が話題になってうれしいです。福井に恐竜がいた頃を想像しながら見ていただけるとありがたいです」