伊藤万理華主演『チャチャ』追加キャストに中川大志、藤間爽子ら!予測不能な本予告&本ビジュアルも
伊藤万理華が主演、酒井麻衣が監督、脚本を務める映画『チャチャ』が10月11日(金)より公開される。このたび、本作より追加キャスト、本予告および本ビジュアルが解禁となった。 【写真を見る】伊藤万理華演じる、主人公チャチャの姿をとらえたビジュアル 本作は、新進女優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“いま”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品。監督を務めるのは、「美しい彼」シリーズで多くのファンの心をつかみ、いま注目を集めるクリエイターの酒井。酒井にとって、本作は7年ぶりの完全オリジナルストーリーとなる。 このたび、本作の個性豊かな追加キャストが一挙解禁。伊藤演じるチャチャが思いを寄せる樂を中川大志が演じる。ミステリアスな役どころを演じた中川は「脚本を読んだとき、樂という男の子が持つミステリアスで、どこか憂いを帯びた色気に魅了されました。演じる自分にプレッシャーがかかるくらい、魅力的なキャラクターを頂けて嬉しかったですし、刺激的な現場でした」とコメント。加えて、チャチャの同僚である凛を藤間爽子、キーマンとなる謎の男である護を塩野瑛久、護の恋人のピオニーをステファニー・アリアンが演じる。さらに落合モトキ、藤井隆と個性的なキャスト陣が脇を固めている。 今回解禁となった本予告映像は、樂が帰ろうとするチャチャの手を引きそのまま傾れ込むようなドキッとする場面からはじまるもの。樂が作った料理をチャチャに“あーん”させる姿など、一緒に暮らす2人の様子が描かれる。「2人いたらちょうどいい」と、好きなものは正反対ながらも、樂に惹かれていくチャチャ。どこからどう見ても幸せなカップルのようだが、ある日チャチャが樂の部屋を覗いた先で目にしたものは…。穏やかなシーンから一変し、「でも彼は、悪魔かもしれない」というナレーションにあわせて、「あなたも狙われてると思います」という謎の男、護の言葉や「見たんでしょ?あの部屋」と呟く樂、そして森の中で包丁を持った樂と対峙するチャチャのシーンなど、物語は一気に不穏な展開へと進んでいく。秘められた好奇心によって紡がれるチャチャの物語は、ファンタジーのようで、コメディでもあり、サイコホラーの様相も垣間見える映像だ。 さらに、チャチャと樂が横並びに座り、アンニュイな表情を浮かべた本ビジュアルも解禁となった。樂が手にしているビー玉のようなアイテムも、物語に深く関係しているとのこと。ティザービジュアルと同じく、今作の撮影を担当した写真家、市橋織江の撮り下ろしで、色使いとロゴがどこかレトロさも感じさせる可愛らしいポスターとなっている。 また、7月12日(金)よりムビチケ(前売券)の発売も決定している。野良猫系女子のチャチャと、秘密を抱えるミステリアスな樂の恋の顛末とは?誰にも言えないキケンな欲望が、独自の美しさによって共存するラブストーリーに期待が高まる。 ■<キャストコメント> ●中川大志(樂役) 「脚本を読んだ時、樂という男の子が持つミステリアスで、どこか憂いを帯びた色気に魅了されました。そして、気づけば『彼はこうあって欲しい』という理想が自分のなかで大きくなっていきました。演じる自分にプレッシャーがかかるくらい、魅力的なキャラクターを頂けて嬉しかったですし、刺激的な現場でした。楽しみにしていてください」 ●藤間爽子(凛役) 「この映画はラブコメなのかファンタジーなのかサスペンスなのか…はたまた新しいジャンルが誕生したのか。いやどこのジャンルにも属さない、いや、属してほしくないと思える映画だと思いました。どこかはみ出していて、愛おしい。初めて台本を読んだとき、チャチャを演じられるのは伊藤万理華ちゃんしかいない!と思ったのが最初の感想です。チャチャをはじめ、魅力溢れるキャラクターがたくさん登場します。私もチャチャと一緒に楽しい時間を過ごすことができました。酒井監督が生み出す世界をぜひ映画館で観て楽しんで頂けたら嬉しいです」 ●塩野瑛久(護役) 「ご一緒したかった酒井麻衣監督の作品、そしてヒモの男という役...願ったり叶ったりな、僕にとっては嬉しいことがたくさん詰まった映画となりました。出演者の方々も個性豊かで、予測のできない展開に、物語の終着点が良い意味で見えない心を揺さぶられる作品になっていると思います。ぜひ、劇場に足を運んでいただき作品の世界観と結末を見届けていただきたいです」 ●ステファニー・アリアン(ピオニー役) 「オーディションの際、酒井監督が私の好きな花は何かと尋ねてくれました。そして監督は、私の役に私が好きな花である『ピオニー(牡丹)』と名付けてくれたと聞いてとても嬉しかったです。牡丹は幸福、愛、勇気を象徴しており、まさに私が演じた役の性格にぴったりです。酒井監督の演出を受けられたこと、そして共演者たちと一緒に映画づくりに参加できたことは名誉なことでした。チームの皆さんは才能豊かで、インスピレーションに満ちています。観客の皆様が牡丹のことを知り、彼女がどれほど愛を分かちあうのが好きかを知ってもらえたら嬉しいです」 文/鈴木レイヤ