タイやベトナムで登場! ヤマハ「PG-1」は日常使いからツーリングまで毎日を楽しめそうな原付二種
タイとベトナムで登場したハンターカブの対抗馬
タイとベトナムでヤマハが発表したニューモデル「PG-1」。CT125・ハンターカブやクロスカブが大ヒットしている日本でも、その存在がネットニュースやSNSなどで伝えられて以降、注目度が非常に高まっている期待の1台だ。 【写真はこちら】「PG-1」の全体・各部 「プレイング・ギア-1」の略称を車名としているだけあって、そのコンセプトは非常に明快。トレール車が持つオフロードテイストを取り入れたスタイリングを採用した、タフギアのイメージを持つ、遊びゴコロ満載のモデルなのだ。 ちなみに、サイズ的にはほぼハンターカブに近いが、排気量は114ccでクロスカブに近く、車高はちょっと高め。タイでの現地価格は日本円で約27万円ちょっとで、かなり割安なのもポイント。早くも現地でも人気が高まりつつあるようだが、これはぜひ日本でも乗ってみたいところ。 PG-1のエンジンは、いわゆる「ヨコ型」と呼ばれる、前傾シリンダーの空冷単気筒。ヤマハがタイで販売しているアンダーボーンフレームのスポーツバイク「Finn」のエンジンがベースで、ベトナムでは最高出力8.9PSと発表されている。足まわりは前後16インチを採用し、ブレーキはフロントがシングルディスク、リアはドラムという構成となっている。 すでにタイでは発表試乗会が開催され、多数の現地メディアが試乗。軽快な走りで好評を博していたようだ。純正アクセサリーやカスタムパーツも多数登場している。 できることなら日本でもぜひ販売して欲しいところなのだが、ABSが用意されていないのと、タイやインドネシアでの排出ガス規制が日本のものよりも緩いことなどから、このままでの日本導入は難しそうだ。
オートバイ編集部