田中美久が大胆シーンへの心境を告白「覚悟を決めて臨んだ作品」
昨年12月にHKT48を卒業した田中美久が、初主演ドラマ『シンデレラ・コンプレックス』(MBSドラマ特区枠にて、2月29日スタート)で新境地を見せる。同作は、教師と教え子の女子高校の禁断の不倫をリアルに描いた人気ウェブ漫画をドラマ化。田中は、中毒的な魅力で担任教師・陽介をドロ沼不倫へと引きずり込む地雷系JK・前園由良を演じる。「自分にブレーキをかけずに挑みたい」と、大胆なシーンにも体当たりで挑んだ。そんな彼女にアイドル卒業後の演技に対する心境や、今年の展望などを聞いた。 ⇒【写真】アザーカット
アイドルを卒業したばかりなのに「大丈夫かな…」
――卒業後、初のドラマ主演ということでオファーがきたのときの心境を教えてください。 田中美久(以下、田中)原作がすごい人気だということは知っていたので、「嬉しい」という気持ちと同時に、「いきなり大丈夫かな……」という不安もありました。でもこれから俳優としてお仕事をしていくうえで、いいきっかけになると思って。自分にブレーキをかけずに仕事として、この作品に真剣に全力で取り組んでみようと思って受けさせていただきました。 ――不安になった部分というのは? 田中 アイドルを卒業したばかりなのに、女子高生から誘って担任の先生と不倫するっていう衝撃的なヒロインだったので(苦笑)。絶対に衝撃を受けると思うんですけど、それが話題を呼んでくれたらいいなと。この役を演じるのは本当に大変だったので。今まで応援してくださっていた方にも「頑張ってるな」と思って見てもらえたら嬉しいです。 ――アイドル時代の経験が今回の役づくりに役立った部分はありました? 田中 由良ちゃんはウサギみたいにピョンピョンしていて、私もいつもステージ上でピョンピョンしてたから、そこは演じやすかったです(笑)。アイドルをやっていなかったら、地雷系ファッションも恥ずかしかったと思う。そういう点はアイドルの経験が活かされたなって。 ――現場でも共演者から「この地雷系ファッションを着こなせるのは田中美久だけだ」と絶賛されていたそうですね。 田中 「違和感がない」って言われたのが嬉しかったです! 作品の世界観を邪魔しないようにしたいなと思っていたので。