異色のギャル芸人「エルフ荒川」が刺さるワケ 実は「元カレは2人だけ」&「下ネタは嫌い」
■理想のタイプは「細身の黒髪メガネ」 また、あの派手な風貌に似合わず、人柄は上品で奥ゆかしいところもあるという。 「以前、鬼越トマホークのYouTubeチャンネルでは『下ネタNG』と明かしています。24年の『THE W』で最終決戦3組のネタ全てに下ネタが盛り込まれていたことについても、『下ネタ嫌でした!』とキッパリ。続けて、荒川は『賞レースですよ! 熱い思いがあるからこそ言ってるんですよ! そう思われたくないから言ってるんです!』と主張していました。ちなみに、恋愛は超奥手で、当時26歳で交際人数は2人、6年間彼氏なしと過去にバラエティー番組で明かしていたこともあります。理想のタイプは細身の黒髪メガネで、真面目な人が好きだそうです。ギャル芸人ながらそうした一面も持ち合わせているところは、視聴者に安心感を与えそうです」(同) ギャル芸人というインパクトだけでなく、人間としての奥の深さがあるからこそ人を惹きつけているのだろう。元「週刊SPA!」副編集長で芸能デスクの田辺健二氏はエルフ荒川についてこう分析する。 「中川家の正統派漫才に憧れてお笑いの世界に入ってきただけあって、荒川さんが書くギャル漫才はブレない世界観が確立されています。『THE W』3年連続決勝進出という功績がまさにそれを証明していると言えます。一方で、バラエティー番組の平場では空気を読みすぎて爪痕を残さないまま終わることも。25歳で東京進出を決めたときは『自分たちはそんなに長いスパンで戦うタイプの芸人じゃない』という判断から、ノリと勢いで上京したそうですが、この判断こそがまさにギャル。荒川さんいわく『ギャルはファッションではなく生きざま』とのことなので、バラエティーの平場でも周り気を使わずガンガン前に出て行ってほしいですし、彼女がもくろむ“短期決戦”をどう制していくのか、本当のギャル魂を見せつけてほしいですね」 ギャルとお笑い芸人というハイブリッドを確立しつつある荒川。人柄の良さも感じられ、今後はより幅広いファンを獲得していきそうだ。 (丸山ひろし)
丸山ひろし