異色のギャル芸人「エルフ荒川」が刺さるワケ 実は「元カレは2人だけ」&「下ネタは嫌い」
24年12月20日にXで黒髪姿を披露し、話題となったお笑いコンビ「エルフ」の荒川(28)。金髪と派手なメイクやファッションのギャル芸人としておなじみだが、この日のXでは黒髪のストレートヘアにナチュラルメイク姿の写真を公開。いつもの印象とは異なる黒髪ショットに、SNS上では「こっちの荒川ちゃんの方が最強にかわいい」「めちゃくちゃ美人さん」など、好評のコメントが相次いだ。 【写真】ルックスが正反対の女性コンビ「エルフ」の荒川とはる 23年末に放送された「女芸人No.1決定戦 THE W」(日本テレビ系)にて、コンビで準優勝した荒川。24年は「2024年上半期にブレークした女性タレント」(アーキテクト発表)で3位にランクインするなど、個人でのメディア露出が激増している。 「『ハッシュタグ~!』の決めポーズに明るいキャラクターやポジティブな言動で知られ、24年は飛躍の一年となった荒川ですが、ただの能天気なだけではないんです。以前のインタビューで、実はネガティブな日もあると告白。言葉尻ひとつで1時間くらいウジウジ悩んだりと繊細なところもあり、それが嫌だと思った時期もあったとか。そんな中、ネガティブなままで終わらせないために、何が起きてもネタにしたりと、『絶対に好転させるぞ!』という気合を入れて生きてきたと話していました。また、別のインタビューでは自身はすごく自己肯定感が低く、それなのに『イエーイ』とか言っていて、そのギャップに悩んだ時期があったと話しています。荒川の場合、能天気な前向きさではなく、ネガティブなこともプラスに持っていこうとするマインドがにじみ出ているからこそ、そのキャラが注目を集めているのではないでしょうか」(テレビ情報誌の編集者) 視聴者をハッピーにさせてくれそうなポジティブさがあることから、今後もさまざまな番組で重宝されそうだが、もちろんお笑いスキルも持ち合わせている。 エルフといえば、ギャルの荒川とそれとは好対照で地味な印象のはるというコンビだが、実はギャルの荒川がネタ作りを担当。「あちこちオードリー」(テレビ東京系、23年5月24日放送)にコンビで出演した際は、MCのオードリー・若林正恭が「エルフって、はるがネタ作ってると思ってた」と驚いていた。 また、同番組では荒川が相方のはるについて「ネタも書かない、学力もすごい低い」と言い、「『ROOKIES』みたいな学校に唯一、学力で入った」と説明。さらに、荒川は「はるのエピソードをギャルが話してるって、異常事態なんですよ」と訴えるなど、ウイットに富んだトークも繰り広げていた。エピソードを組み立てて、しっかりとトークで笑いを取ることができるところは芸人としての基礎力がしっかりあるということだろう。