ボクシング井岡一翔、2団体王座統一に自信 7月7日の世界戦に向け練習を公開
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が1日、同級の2団体王座統一戦(7日、東京・両国国技館)に向けて東京都内で練習を公開。「激しい試合になると思うが、気持ちも体もつくれている。いい試合を見せられると思う」と自信を示した。 米ネバダ州ラスベガスで4週間の合宿を行うなど、約100ラウンドのスパーリングをこなし、国際ボクシング連盟(IBF)同級王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との対戦に備えてきた。35歳の世界4階級制覇王者は「明確な勝ち方で勝ちたい。彼(マルティネス)が得意とする距離でも上回っていく」と接近戦への手応えを口にした。 対戦を熱望してきたフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)は6月29日の世界戦でジェシー・ロドリゲス(米国)に敗れ、世界ボクシング評議会(WBC)同級王座から陥落した。井岡は「ストーリーが変わったけど、僕のやるべきことは変わらない」とし、今回勝利した後はロドリゲスとの3団体王座統一戦を目指す意向を示した。