宏池会 67年の歴史に幕 解散届を提出
自民党の岸田派=宏池会が政治団体の解散届を総務省に提出しました。受理されれば正式に解散となり67年の歴史に幕を閉じます。 岸田派は、自民党派閥の裏金事件を受けて岸田総理大臣が1月に解散を表明し、事務所を閉鎖するなど解散に向けた手続きを進めてきました。 関係者によりますと派閥に残った資金は党本部に寄付したということです。 派閥解消に先立って会長を務めた岸田総理はすでに派閥を抜けていて、ナンバー2だった林官房長官が座長を務めていました。 竹原市出身の池田勇人元総理が創設し、これまでに5人の総理大臣を輩出した派閥が67年の歴史に幕を下ろします。