Steam配信中の「お尻をひたすら叩きまくるクリッカーゲーム」が突如最大同接数11万人超えを記録!しかし…
2024年10月5日よりSteamで配信中のお尻クリッカーゲーム『Amarillo’s Butt Slapper』が最大同時接続数11万人超えを記録しました(SteamDB参照)。 【画像全5枚】 『Amarillo’s Butt Slapper』はお尻をひたすら叩いていくプレイ無料のクリッカーゲーム。お尻を叩いた回数で、より効率的に叩けるようになるアップグレードが可能です。初めは片手ですが、両手を使えるようになったり、より速く叩けるようになったりします。お尻を1万回叩くと「オート叩き」機能を解除できます。 一定時間プレイしていると、お尻クレートがドロップし、さまざまなお尻を入手できます。ゲットしたお尻とクレートはSteamのコミュニティマーケットで売買可能です。また、お尻クレートを一定数集めると、ゲーム内通貨と交換でき、その通貨でスペシャルなお尻クレートが入手できます。 Steamの非公式データベースサイトSteamDBによると、過去2日間で最大同時接続数113,068人を記録し、24時間ピークでは60,025人がプレイしています(記事執筆時点)。 しかし、この爆発的な人気、実はコミュニティアイテムの売買を狙うBOTに目をつけられたものなのではないか、と同作開発者のAmarillo氏はX上で語ります。「アイテムの売買を禁止にしたらBOTを排除できたよ!」……氏はその人気の殆どはBOTからのものであったとし、実際の同作プレイヤーは2000人前後ではないかと推測しています。 そのニッチな内容に対し同時接続2000人もなかなかすごいことではありますが、それでもなんともしまらない突然の人気の実情だったようです。とはいえ、アイテム売買の禁止対応後も改めてプレイヤーは増え続けており、一連の騒ぎがゲームに福を運ぶ結果になったのかは今後の流れを見るよりほかありません。 今年6月には、バナナクリッカー『Banana』が爆発的に人気を博したことで話題となったシンプルなクリッカージャンル。記事執筆時点でも安定して4万人以上の最大同時接続を維持している同作ですが、その背景にはSteamのコミュニティアイテムの売買、すなわち無料で金銭相当のポイントを生み出す仕組みがあるとみられており、今後ジャンル自体がどのように推移していくかにも注目が集まります。
Game*Spark DH
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