【DEEP】『超DEEP』!? ケイト・ロータスが空手世界女王・月井隼南と対戦、神龍誠が2年半振りDEEP復帰で渡部修斗に一本勝ちのKENTAと対戦、49歳対決・近藤有己vs.毛利昭彦も=11月4日(月)後楽園
2024年11月4日(月)、東京・後楽園ホールで開催される『宗明建設 Presents DEEP 122 IMPACT』の追加カードが発表された。 【写真】黒のミニに白のショートブーツを合わせたケイト 【決定対戦カード】 ▼DEEP フライ級 5分3R 神龍 誠(神龍ワールドジム) KENTA(K-Clann) 神龍は、中学卒業後の2016年4月にPANCRASEでプロデビュー。2019年6月にDEEP史上最年少の18歳でDEEPフライ級王者となり、2022年11月にはCFFCフライ級王座も獲得して二冠王に。RIZINには2019年12月から参戦、2023年12月に堀口恭司に2R 一本負けしたが、2024年4月にイ・ジョンヒョンを肩固めに極めて再起。2024年7月の前戦『超RIZIN.3』で扇久保博正に判定負け。レスリングベースで高い身体能力を持ち、ギロチンチョーク、ニンジャチョークなどのがぶりからの首系の極めを持つ。戦績は17勝3敗1分1無効試合。24歳。 対するKENTAは、柔道をバックボーンに、2022年3月にMMAデビュー。同年8月から翌12月までに杉山廣平、安谷屋智弘を下すなど驚異の6連勝をマーク。2024年5月の村元友太郎戦でスプリット判定負けで2年ぶりに黒星も、2024年9月16日の『DEEP 121』でフライ級でMMA復帰した渡部修斗に1R ニンジャチョークで一本勝ち、再起を遂げた。今回は2カ月のインターバルで、2年半振りDEEP参戦の神龍を対戦する。34歳。 ▼DEEP JEWELS 50kg以下 5分3R ケイト・ロータス(フリー) 月井隼南(FIGHTER'S FLOW) ケイトは、2024年3月の『DEEP JEWEL44』で桐生祐子に1R 88秒 TKO勝ち後、7月の前戦『超RIZIN.3』でRENAと対戦。左フック・右ヒジの有効打を当て、RENAの反撃にコーナーに詰まりながらも右でRENAのヒザを落とさせる場面を作ったが、2R TKO負け。今回は4カ月ぶりの復帰戦となる。 月井は日本とフィリピンのハーフで、剛柔流出身。空手日本代表からフィリピン代表への移籍を経て、2019年東南アジア競技大会の女子組手50kg級で金メダルを獲得。22年7月に『ワールドゲームズ2022』の空手女子組手50kg級で金メダルを獲得した。 2024年8月のMMAデビュー戦となった8月の『DEEPサマーフェスティバル2024 in お台場』では、BreakingDownでも活躍した“土木ネキ”こと坂本瑠華を相手に、雨中でマットが滑るなか、突きから組み勝負に切り替え、1R マウントからリアネイキドチョークで一本勝ちしている。 MMAのなかでの打撃をさほど見せることなく終えた月井のプロデビュー戦は、今回の試合に向け利点と難点を残した。MMAキャリアで大きく上回るケイトは、RENA戦を経て打撃の進境も著しく、隠れたグラップラーでもある。 果たしてセコンドの上田貴央、渡辺華奈は月井にどんな作戦を授けるか。ケイトにとっては、彩綺戦に続き、将来有望なニューカマーの芽を摘んでおきたいところだ。 ▼DEEP 73kg以下 5分2R 近藤有己(パンクラスイズム横浜) 毛利昭彦(毛利道場) 49歳の鉄人パンクラシストが22年半振りにDEEPナンバーシリーズに出場する。近藤有己は、1996年1月にPANCRASEでプロデビュー。2001年6月の『UFC 32』でウラジミール・マティシェンコと対戦後、2001年8月にDEEP初参戦。パウロ・フィリョに判定負け後、2002年3月に“キックボクサー”ネスター・マルティネスに一本勝ち。以降は、PRIDEを経てPANCRASEを主戦場としてきた。 2022年に鈴木一史、井土徹也に判定勝ちで2連勝後、2023年は7月に佐藤豪則に、12月に美木航にいずれも判定負けを喫している。 対する毛利昭彦も近藤と同じ49歳。RIZINで活躍中の摩嶋一整の師匠で、戦国武将・毛利元就の末裔。2003年にプロデビューし、近年は2019年10月のDEEPで小見川道大にTKO負け後、2022年12月の修斗TORAOで宮崎清孝に2R、肩固めで一本勝ち。2023年12月の前戦では、修斗TORAOで児山佳宏に判定0-2で惜敗している。 近藤は22年半ぶりのDEEPで再起なるか。毛利は、日の当たる道を歩いて来た同じ歳の近藤を、キャリア21年を経て超えるか。 ▼DEEP 68kg以下 5分2R ケンヤスキー(THE BLACK BELT JAPAN) 立成洋太(THE BLACK BELT JAPAN) ALIVE沖縄/SHIMAZILIANSからTheパラエストラ沖縄=THE BLACK BELT JAPAN所属となったケンヤスキーは、2023年9月のDEEP浜松で拓MAXに1R TKO勝ちで3連敗から脱出も、2024年3月の前戦で森俊樹に判定負け。 同門の立成洋太は、津田沼道場からパラエストラ松戸・THE BLACK BELT JAPAN入り。2022年9月のPANCRASEで工藤修久に1R TKO勝ち後、2023年7月のDEEPで袖裂雄貴に1R KO勝ち。2023年12月のGLADIATORで1R TKO勝ちも、2024年3月のDEEP TOKYOで太田将吾に判定負け。 沖縄と松戸の同門対決で再起を飾るのは? ▼DEEP 68kg以下 5分2R 太田将吾(NEX-SPORTS) 水野新太(フリー) 太田は、DEEP名古屋でデビュー後、2023年10月のRIZIN LANDMARK 6 名古屋大会でGINJIに1R 一本勝ち。その後のDEEPでは、佐々木大に一本負け後、立成洋太に判定勝ちも、2024年7月の前戦で相本宗耀に1R TKO負け(※相本は9月に五明宏人にも判定勝ちで6連勝)。 サウスポーの水野は、Fighting NEXUSでのプロデビューから4連勝中。2024年9月のDEEP TOKYOでDEEPに初参戦し、石塚一を左ストレートからのパウンドで初のKO勝ちを決めている。 【既報カード】 ▼DEEPフライ級 5分2R 木村琉音(K-clann) 平本 丈(剛毅會) ▼DEEP ライトヘビー級 5分2R ANIMAL☆KOJI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT) SAINT(Y&K MMA ACADEMY)