40代、50代必見。人気ヘアメイク広瀬あつこさんが「美人鼻」メイクを提案。横に広がって毛穴が目立つ鼻もすっきり!
■プロセス2 毛穴をカムフラージュ。毛穴消し下地を鼻の頭と小鼻に
毛穴消し下地を中指に少量取り、鼻の頭と小鼻に優しくすべらせるように塗る。すると凹凸がなめらかになり、1枚ベールをかけたように毛穴がカムフラージュされる。
●ここで使用したコスメ 「開いてしまった毛穴に入り込み、肌をフラットに整える下地です。ジェルでもクリームでもない不思議なテクスチャーで、サラサラなシルキー肌に」 シルクセリシンパウダーが余分な皮脂を吸収。ヒアルロン酸やプラセンタエキスなどの美容成分がたっぷり入っているので、肌に負担になりにくい。
■プロセス3 小鼻の赤みをカバー。ジェルファンデーションをブラシづけ
肌にピタリと密着してヨレにくいジェルファンデーションを、ファンデーション用のブラシに取り、小鼻の脇になじませる。眉間の間から鼻の頭へと、鼻筋にもブラシでジェルファンデーションを。 「小鼻の赤み消しにコンシーラーを使うのもよいのですが、カバーしたことがかえって目立ってしまったり、表情を動かすとヨレたりしがち。ジェルファンデーションなら赤みをほどよくカバーしながら、凹凸やゴワつきもなめらかにしてくれるので、仕上がりが自然。ヨレにくいのもおすすめな点です」
●ここで使用したコスメ 「最近お気に入りのファンデーションです。顔全体にのばしたあと、小鼻や鼻筋にも。小鼻の脇の赤みが消えて肌に均一感が出ると、鼻は不思議とほっそり見えます」 ぷるんとしたジェリー状のファンデーションが肌に溶けてなじみ、肌の中で形状復元。美容液のようなスキンケア成分を配合し、つけている間じゅうハリケア効果を発揮。エイジングによる毛穴目立ちも内側からなめらかに。
──最後に、広瀬さんから40代、50代のOurAge世代に向けてのメッセージを。 「先日、仕事で疲れ果てた状態で下の息子を保育園にお迎えに行ったところ、顔見知りのはずの先生から『初めまして、○○くんのおばあちゃんですか?』と言われてガクゼン(笑)。それ以来、もっと若見えメイクを研究しようと、キッチンにも小さな三面鏡を置いて、人から見られたときの自分を研究するようになりました。 メイクをするときって、鏡に向かっていちばんいい顔しているんですよね。でも他人は、気が抜けたときの表情や、斜めからの顔ばかり見ている。なるべく客観的な目で自分を見て、最も効果的に見えるメイクは何かを、日々模索しています。 そんな日々のトライアルの中から生まれたテクニックの中から、一発逆転で若見えがかない、しかも自然に見える方法だけを厳選して紹介します。 今回は、鼻クリップまでして、『えっ?そんなことまで?』と思われたかもしれません。でもメイクには『こうしなければいけない』というルールはないのです。キレイになれれば結果オーライ(笑)。皆さんもいろいろチャレンジして、キレイの可能性を広げてくださいね」 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク・モデル/広瀬あつこ 取材・文/小田ユイコ