サラリーマンランチの双璧「ラーメン」と「そば」、コスパと栄養を徹底比較!
出勤日のランチは、短時間で手軽に食べられるメニューを選ぶ人が多いのではないでしょうか。サラリーマンランチといえば、ラーメンとそばの2つは鉄板です。令和になってもその風潮は変わらないようです。 「今日はどちらを食べよう」と悩む日もあるかもしれません。そこで今回は、ラーメンとそばのコストパフォーマンスと栄養を徹底比較します。
ラーメンVSそば! コストパフォーマンスがよいのは?
e-Statに掲載されている「小売物価統計調査(動向編)」によると、2023年10月における中華そば(外食)の東京都区部小売価格は1杯567円です。仮に出勤日を22日間とすると、毎日ランチにラーメンを食べた場合の費用は567円×22日=1万2474円となります。 一方、2023年10月における日本そば(外食)の東京都区部小売価格は1杯710円です。毎日ランチにそばを食べた場合の費用は710円×22日=1万5620円です。ラーメンやそばの価格は店舗によって異なりますが、平均価格のみに着目するとラーメンを選んだほうが安く済むことになります。
ランチにラーメンやそばを食べ続けても問題ないのか
手軽に食べられるという理由から、出勤日のランチはラーメンやそばなどの麺類ばかりになりがちな人もいるでしょう。特定のメニューを食べ続けている人もいるかもしれません。 果たしてランチにラーメンやそばを食べ続けても問題ないのでしょうか。結論からいうと、ランチが麺類ばかりになったとしても、他の2食で足りない栄養を補えば大きな問題はありません。 農林水産省によると、男性に必要な摂取エネルギーは1日あたり2200±200kcalです。大手そばチェーン店のかけそばのカロリーは1杯あたり386kcalで、3食のうちの1食と考えると少なめですが、朝夕食でカバーできるレベルと考えられます。量や具材にもよりますが、シンプルなラーメンの場合もカロリーは同程度でしょう。 ただし、ラーメンやそばは野菜やタンパク質が少なく、栄養バランスのよいメニューとはいえません。1日3食すべてをラーメンやそばにするなど、極端な食生活を送っていると体調を崩す可能性があります。