チタンの輝きに鮮やかなグリーンが映える! 「タグ・ホイヤー」新作は英国モータースポーツの伝統色をまとったリミテッドモデル
●純チタン製スクエアケースに 歴史的なムーブメント・キャリバー11を搭載
数あるウォッチメゾンの中でも、とりわけモータースポーツの世界と深い関係性を築いているタグ・ホイヤー、その歴史を語る上で欠かせないのがモナココレクション。アイコニックなスクエア型ケースにコックピットの計器を思わせるインダイヤルを備えた大胆かつスポーティなルックスはすっかりおなじみです。 【画像】スポーティでさわやかなタグ・ホイヤーの限定モデルを画像で見る(11枚) この個性的なクロノグラフが世に産声を上げたのは1969年のこと。ブライトリングとハミルトン、そしてデュボア・デプラとの4社共同で同年に完成させた自動巻きクロノグラフ“キャリバー11”を搭載。 さらにケースには従来ドレスウォッチで多用されてきたスクエア型ケースをチョイスしながらも、屋外での使用に欠かせない防水性能を備えたタイムピースは大きな驚きを巻き起こしました。
もちろん“モナコ”の名は、F1レース開催地として名高いモナコ公国に由来するもの。エレガンスなイメージにスポーティな計測機能を組み合わせるという発想は当時としてはかなりアヴァンギャルドでしたが、そのセンスは現代のラグジュアリー・スポーツにも通じるようにも感じられます。 初代モデル誕生からおよそ半世紀の歳月を経て、新しい技術や素材、その時々のトレンドを取り入れながら進化を続けてきたモナコですが、この秋登場の新作「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ レーシンググリーン」もそうしたモデルのひとつ。 端的に言うなら「モナコ」の誕生50周年を祝って2019年に復活したキャリバー11搭載モデルのバリエーションですが、2023年発表の「レーシングブルー」と同じくケース素材にはグレード2チタンを使用、そしてインダイヤルとストラップには、目にも鮮やかなグリーンをあしらっています。
●鮮やかなブリティッシュ・グリーンに、英国伝統のモータースポーツ・カルチャーを香らせて
全面にフューチャーしたグリーンは、レーシング界においてイギリスを象徴するナショナルカラーに由来します。 今日のモータースポーツでは、レーシングカーにはメーカーやスポンサー企業各社を体現するカラーが採用されることが多くなっていますが、20世紀初頭から1960年代までは、イタリアならレッド、ドイツならホワイト(のちにシルバー)、フランスならばブルーといった具合に、各国を象徴するナショナルカラーをまとっているのが一般的でした。