ネギづくし、トークや試食 茨城・水戸 全国サミット閉幕
茨城県水戸市泉町の市民会館などで開催された全国ねぎサミットは最終日の1日、全国のネギ販売やサミットに合わせて開かれたレシピコンテストの試食会、野菜発信に努めるインフルエンサーのステージトークが開かれ、多くの来場者がネギの魅力を実感した。 特別ゲストとして招かれたインフルエンサーの「青髪のテツ」さんは、野菜販売歴14年として交流サイト(SNS)のX(旧ツイッター)で野菜の豆知識を発信し、フォロワー約76万人を数える。トークでは写真からネギのブランドを当てるクイズのほか、お勧めの保存法などを紹介。「野菜は畑でできている状態が良く、ネギは寝かせると上に向かって成長しようとして余分にエネルギーを使ってしまう」と、立てて保存するよう呼びかけた。 レシピコンテストの「ねぎワングランプリ」では6作品が入賞。このうち、優秀賞の「柔甘(やわらか)ねぎの豆乳ポタージュ」150人分、「ねぎとチーズのクッキー」100人分が提供され、来場者が列を作って試食を楽しんだ。 会場には全国23ブランドのネギや加工品などが並び、この日も売り切れが続出した。家族4人で訪れた同県東海村の矢部衣真ちゃん(5)と真理ちゃん(3)はポタージュを試食し、「おいしかった。ネギは甘くて大好き」と話した。
茨城新聞社