小池都知事定例会見9月15日(全文1)観光ボランティアの新ユニフォーム決定
多摩の振興プランについて
次でありますが、多摩の振興プランについてのご紹介であります。ご承知のように多摩地域は東京の3分の1に相当する400万人の人口を有して、そしてかつ広大な面積で自然や地域の特産物、きらりと光る宝物がざくざくと詰まっているわけであります。また、大変高い技術力を持つ中小企業であるとか大学、それから中小企業、ああ、大学、研究機関が集積しているわけであります。ですから東京にとりましても、この多摩地域の発展というのは活力ある東京に欠かすことができないということになります。 で、このプランの策定に当たりましては市町村との意見交換であったり、パブコメを取ったり、それから多摩で地域活動に実際に取り組んでおられるNPO、事業者、自治会の皆さんなどなど、皆さんに参加、議論に参加していただいたワークショップを開催しました。その成果も取り入れております。ワークショップには私自身、国際基督教大学、ああ、そうか、ICUのキャンパスで行われましたけれども、私自身もそこに参加をして、大変熱心なご議論に触れることができました。 このプランですけれども2020年に向けた実行プラン、そして都市づくりのグランドデザインを踏まえまして、今後の多摩振興の道筋を示すというものになります。素案のほうでもお示しいたしましたけれども、2020年の先を目指すべき地域像として、ご覧のとおりの5つを掲げているところでございます。 例えばサステイナブルなまちづくりで、多摩ニュータウンをはじめとする大規模団地の改修、建て替え、これを促進していく。高齢者と若い世代が、両方が魅力を感じるまちにしていく。2つ目は、東京の緑を、総量としてこれ以上減らさない。これ、結構大きな話です。もう決意しなければどんどん減っていきますから。そこでこれを大原則にして里山やその木々の樹林地などを、自然環境を保全していくということであります。それから生産緑地地区、これも2022年が区切りを迎えるわけですけれども、指定の拡大などでどうやって緑を守っていくか。それから4つ目が空き、さまざまな空き。空き家とか空き地とかいろいろですけど、これを活用していく。そのために必要な方法は何かということでありますけれども、これも1つの大きなテーマになっているわけであります。ということで、多摩の振興プラン、たまらんにゃ~。これたまらんにゃ~でありますけれども、ぜひ多摩という、東京にとりましても宝物の地域をもっと生かしていくということであります。 次、はい。ごめんなさい、ICUじゃなくて東京外大でのワークショップでした。失礼いたしました。最近ICUが非常によく出てくるので間違えました。