ロバート・ダウニー・Jr.のアイアンマン役復帰に対する意欲に『アベンジャーズ／エンドゲーム』の監督が困惑「あの物語は終わった」と語る

ロバート・ダウニー・Jr.のアイアンマン役復帰に対する意欲に『アベンジャーズ／エンドゲーム』の監督が困惑「あの物語は終わった」と語る

今月上旬、ロバート・ダウニー・Jr.はMCUでのアイアンマン役への復帰に意欲を示した。しかし、オスカー俳優のダウニー・Jr.が億万長者のトニー・スターク役に復帰したいと考えていたとしても、『アベンジャーズ／エンドゲーム』などで知られるルッソ兄弟ことジョー＆アンソニー・ルッソは、トニーがMCUに戻ってくる可能性について確信は持っていないようだ。 「アベンジャーズ／エンドゲーム」画像・動画ギャラリー 映画祭のSands: International Film FestivalにてGamesRadarの取材に応じたルッソ兄弟は、ダウニー・Jr.が復帰について語ったことに対して困惑していると明かした。 注意：以下に『アベンジャーズ／エンドゲーム』のネタバレが含まれます。 「どんな風にやるのかわからないですね」とアンソニー・ルッソはGamesRadarに語っている。「どんな道筋でそこに至るのかもわからないです」 「私たちとしてはあの物語を終えたので、どうやって再び物語を始めるかはスタジオ次第でしょう」とジョー・ルッソは答えた。 マーベル・スタジオが、ダウニー・Jr.ほか当初のアベンジャーズメンバーを演じたキャストらを新作映画で復帰させることを検討しているとの噂は、昨年11月のVarietyの報道が発端となって広まった。『アベンジャーズ／エンドゲーム』のエンディングは、亡くなった（消滅した）ヒーローたちが戻ってくる典型的な例となっているが、マーベル・スタジオの社長を務めるケヴィン・ファイギは、アイアンマンの復活を検討しているという話を否定した。ファイギはVanity Fairのインタビューで、マーベル・スタジオがトニーの心に刺さる死を「魔法のように取り消す」ことはしないと述べている。 「あの瞬間を大切にして、再び触れるつもりはありません」とファイギはVanity Fairに語った。「あのシーンへたどり着くためにみんなで何年も頑張ってきたので、どんな形であっても魔法のように取り消すことはしたくありません」 『オッペンハイマー』でアカデミー助演男優賞を受賞する以前、ダウニー・Jr.はMCUでトニー・スターク役を11年間務めてきた。この役は彼にとってキャリアの再スタートとなったほか、MCU全盛期にはハリウッドでも特に報酬の高い俳優となっていた。