7月の住宅ローン10年固定金利、西日本シティ・佐賀・肥後・山口の4銀行が引き上げ
九州・山口の主要地方銀行が1日までに公表した7月の住宅ローン10年固定金利は西日本シティ、佐賀、肥後、山口の4行が引き上げ、福岡、十八親和の2行が引き下げた。長期金利の高止まりを受け、上昇傾向が続いている。 【写真】西日本シティ銀行「ワンク」…犬の鳴き声と「バンク」かけた名前、顧客に寄り添う「愛犬」
山口は6か月ぶりに引き上げ、前月より0・25%高い1・75%とし、肥後も0・15%プラスの1・7%とし、7か月ぶりに引き上げた。西日本シティと佐賀は0・1%の上昇で、それぞれ1・75%、2・05%となった。一方、福岡と十八親和は0・05%引き下げて1・7%とした。引き下げは6か月ぶりとなる。主要9行の平均は、1・75%で、前月から0・06%上昇した。
変動金利は0・475~0・77%で各行とも前月から据え置いた。