藤原竜也、堕天使役で「とんでもないものを持たされた。積み上げてきたものが崩れた」
俳優藤原竜也(42)が都内で21日、出演する映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」(福田雄一監督、12月20日公開)の完成報告会「神々たちの降臨祭」に、主演の松山ケンイチ(39)染谷将太(32)らと登壇した。 【写真】完成報告会に出席した白石麻衣、藤原竜也、松山ケンイチ、染谷将太、窪田正孝 同作は神の子イエス(松山)と仏の悟りを開いたブッダ(染谷)が、東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら、下界でバカンスを満喫する日常を描くギャグ漫画「聖☆おにいさん」が原作。原作者の中村光氏が映画化のために描いた長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化に挑んだ。 藤原は堕天使ルシファーを演じた。福田監督作品は初参加となる。同監督の印象を聞かれると「あのー、とんでもないものを持たされて。ありえないものを持たされて撮影したんです。誰も何も言わなくて、とんでもない現場だなと思って。しれっと『じゃあ、これで! よーいスタート。お疲れ!』みたいな。すっげえもの持たされたんです。僕の積み上げてきたものを一瞬にして崩された。これでほぼ終わりだろうなと思いながらやらせてもらったんですけど。仕事納めです」。今作が今後のキャリアに影響するかと問われ「もうないでしょうね、仕事は」といたずらっぽく笑った。 福田監督は、藤原に持たせた“とんでもないもの”について「絶対ここじゃ言えない」とかわし、現場の雰囲気に「一番喜んでたのは僕です。みんなおもしろかったんで。ほんと僕、ずっと笑ってました」と話した。 岩田剛典(35)勝地涼(38)白石麻衣(32)川口春奈(29)山田孝之(41)窪田正孝(36)福田監督(56)も出席した。