斎藤元彦・兵庫県知事、今年の漢字に「結」選ぶ…再選から「あっという間の1か月だった」
兵庫県の斎藤元彦知事は18日の定例記者会見で、この1年を象徴する漢字に「結」を挙げた。自身を巡る内部告発問題で混乱した県政の立て直しに向け、「県議会、市や町、県職員、県民と信頼関係を結んでいくことが何よりも大事だ」と述べた。 【写真】再選後、集まった人たちと握手して笑顔を見せる斎藤知事
「結」を選んだ理由について、斎藤知事は「様々な取り組みが実を結んでいくことも大事だ。力を結集して兵庫の未来を切り開いていくという思いで選んだ」と説明。そのうえで、「若者Z世代への支援、来年の万博に向けた取り組みの加速、30年を迎える阪神大震災の経験と教訓の継承と発信、県政改革のさらなる推進など、県民の期待に応えられるような政策を実施し、結果を出していきたい」と決意を語った。
11月の知事選で再選されてから約1か月がたち、「あっという間の1か月だった。12月議会でも補正予算を含め、条例も全て成立した。県民のための物価対策など、必要な予算事業は着実に進んでいる」と手応えを口にした。