CLではベスト8入り、しかしリーグ戦では5位に…… すでに8敗喫したアトレティコのトップ4入りがピンチに
トップ4は2011-12シーズン以来逃していない
チャンピオンズリーグでは昨季ファイナリストのインテルをPK戦の末に撃破したアトレティコ・マドリード。その勝負強さは相変わらずだが、今季はなぜかリーグ戦の方で調子が出ない。 29試合を消化した段階で8敗も喫していて、これはアトレティコらしくない成績だ。現在の順位は5位に位置していて、トップ4を失う可能性がある。 スペイン『SPORT』によると、アトレティコの最終ラインに入るアクセル・ヴィツェルは、トップ4入りは絶対に死守せねばならないと気を引き締める。 「僕たちはラ・リーガで望んでいる位置にいない。次のビジャレアルとの一戦は非常に重要になるだろう。ラ・リーガではまだ試合が残っているし、来季もチャンピオンズリーグでプレイしなければならない。うまく達成したいと思っているから、最後まで戦うよ。あまり先のことは考えず、一戦一戦を大切にね」 今季はアスレティック・ビルバオとジローナが好調で、ビルバオはアトレティコを1ポイント上回って4位、ジローナは7ポイントも上回って3位だ。 アトレティコの場合はチャンピオンズリーグで優勝を目指す手もあるが、やはりトップ4入りは重要だ。最後にトップ4に入れなかったのは2011-12シーズンのことになっており、CLとは違ってリーグの方では危機感が漂っている。
構成/ザ・ワールド編集部