井上尚弥「必要性ゼロ。戦いたいなら待っとけ!!」 対戦要求の暫定王者アフマダリエフに痛烈メッセージ
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身を再び挑発してきたWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)に対し、対戦する「必要性がゼロ」と痛烈なメッセージを突きつけた。 アフマダリエフは14日、モナコで行われたWBA同級暫定王座決定戦で同級8位リカルド・エスピノサ(27=メキシコ)を3回に3度倒して2分59秒TKO勝ち。試合後は「準備はできている。やろうぜ、ナオヤ。なぜ俺を避けている?最強の選手は最強の選手と戦うべきだ。俺が義務(の相手)だ。俺のベルトはどこだ?レッツゴー、イノウエ!」と改めて対戦を要求した。エディー・ハーン・プロモーターも「井上はMJ(アフマダリエフ)を避けている」と主張した。 これに対し井上は「なんでタパレスに負けたやつから逃げなきゃいけないんだ」と、あきれた様子の顔文字を付けてXに投稿。さらに「必要性がゼロだろ、、、 戦いたいなら勝ちを「価値」キープして待っとけ!! 今はグッドマン戦に全力集中」と、WBO&IBF同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)の負傷により今月24日から来年1月24日(東京・有明アリーナ)へ延期された次戦しか見ていないことを強調した。 元WBA&IBF同級統一王者のアフマダリエフは23年4月、マーロン・タパレス(フィリピン)に判定負けして王座から陥落。井上は同年12月にそのタパレスに10回KO勝ちして4団体王座統一に成功しており、タパレスに敗れたアフマダリエフからの再三の対戦要求にも難色を示していた。