長崎-ソウル線が再開 5年半ぶり、放水アーチで歓迎 「世界と交流して」
長崎-ソウル(仁川)の国際定期航空便が大韓航空の運航で27日、約5年半ぶりに再開した。午後4時ごろ、仁川発の再開第1便が長崎空港に到着。大型消防車が放水アーチで歓迎した。 記念セレモニーでは、県や大韓航空などの関係者がテープカットをして再開を祝った。大石賢吾知事は「官民一体で交流人口拡大につなげたい」とあいさつした。 大韓航空の李碩雨(イソグ)・日本地域本部長は「長崎には韓国人が好きなゴルフ場や温泉、ハウステンボスがある。魅力を発信したい」と語り「仁川は大韓航空のハブ空港であり、世界とつながっている。仁川を通じ、長崎の皆さんも世界と交流してほしい」と利便性の向上も強調した。 運航機はエアバスA321neo(182席)。月、木、土、日曜の各日に1往復する。所要時間は1時間半~2時間。再開初日の利用者数は予約ベースで長崎行き95人、ソウル行き132人だった。